米空軍パイロット、機動性が悪いとF35を酷評 空軍が反論 | 日本のお姉さん

米空軍パイロット、機動性が悪いとF35を酷評 空軍が反論

もしどこかと戦争になった場合、死ぬのは機動性の悪い戦闘機に乗った方だろうから、試験飛行したパイロットは本気で言っていると思う。センサー、兵器、ステルス能力が優れていても、最後に役に立つのはパイロットの腕と戦闘機の機動性でしょ。高いだけで機動性が悪い開発途中のような戦闘機を買わされるのは、どこの国ですかね。

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米空軍パイロット、機動性が悪いとF35を酷評 空軍が反論
AFP=時事 7月3日(金)10時16分配信
米英カナダなどによる統合打撃戦闘機計画が提供したF35戦闘機の写真(撮影日不明、2009年4月22日入手)。【翻訳編集】 AFPBB News

【AFP=時事】米軍史上最も高価な戦闘機であるF35戦闘機の試験飛行をしたパイロットが、F35は低価格なF16戦闘機より劣っていると報告したとの報道を受け、米空軍は1日、F35のほうが優れていると反論する声明を発表した。

F35に傑出した利点なし、カナダ政府委託の報告書

米航空防衛大手ロッキード・マーチン(Lockheed Martin)が製造したF35は、その一部がF16を代替することになっている。だが総額3900億ドル(約48兆円)の開発計画はすでに予定より7年遅れで、計画の遅れに悩まされている。

ブログ「ウオー・イズ・ボーリング(戦争はつまらない、War Is Boring)」によると、今年1月にF35を試験飛行したパイロットは、敵機の銃撃をかわしたり敵機を攻撃したりするには、F35の旋回や上昇の速度が遅すぎると語ったという。

F16戦闘機も参加した複数の演習でF35を操縦したという同パイロットは、「F35は機動性の面で明らかに不利だった」と述べた。

これに対し米空軍は声明で、いくつかの演習シナリオではF35の方が優れていたと反論した。

「4機のF35が4機のF16と戦闘するシナリオの演習を何度も実施したが、F35はセンサー、兵器、ステルス能力によりこれらの演習で全て勝利した」(米空軍)

米国防総省F35統合室長のジェフリー・ハリジャン(Jeffrey Harrigian)少将は「F35の運用上および開発上の試験は今後も続けられる。同機の機動性について結論を出すのは時期尚早だ」と語った。【翻訳編集】 AFPBB News
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150703-00000014-jij_afp-int