消えた「メリーズ」…中国人買い占め、転売で〝ボロもうけ〟 ついに捜査のメス | 日本のお姉さん

消えた「メリーズ」…中国人買い占め、転売で〝ボロもうけ〟 ついに捜査のメス

2015.1.4 17:00

【メガプレミアム】
消えた「メリーズ」…中国人買い占め、転売で〝ボロもうけ〟 ついに捜査のメス
【衝撃事件の核心】

兵庫県警に逮捕された中国人の男らが日本国内で買い集めた紙おむつを保管していた倉庫。窓ガラスの内側に花王のメリーズがぎっしりと積み重ねられていた=兵庫県明石市

「お一人様2つまで」。一昨年ごろから、ドラッグストアなどの紙おむつのコーナーで、こんな張り紙を目にすることが増えた。「モレない・ムレない」のキャッチコピーで知られる花王(東京)の紙おむつ「メリーズ」。子育て中の父母になじみ深い人気商品が品薄状態になったのだ。ただ、少子化の日本でなぜ-。不可解な現象に、首をかしげた人々も少なくない。その原因についに捜査のメスが入り、兵庫県警が中国籍の男3人を逮捕した。中国で過熱する日本製紙おむつの人気があり、中国で転売すれば大きな収益になることが背景にある。中国人が買い占めのため店に殺到、店員との間で暴力沙汰に発展するケースもあるという。日本製紙おむつを求める理由を探ると、「中国製は恐い。信用できる日本製がほしい」という中国人の〝本音〟がかいま見えた。

調理師資格で入国

兵庫県警は昨年10月15日、出入国管理法違反(資格外活動)容疑で、いずれも中国籍で同県明石市大久保町大窪の調理師、斉雪峰(チィ・シュエフォン)(31)▽職業不詳、李新華(リ・シンファ)(38)▽職業不詳、劉欣宇(リュウ・シンユ)(36)-の3容疑者を逮捕した。

逮捕容疑は、3人は平成21~23年、調理師の在留資格で入国しながら、昨年7~8月、神戸、明石、姫路の各市のドラッグストアなどで紙おむつを買い付ける仕事に従事し、在留資格外の活動をしたとされる。

県警によると、3人はそれぞれ計5日間で延べ270店から、花王のメリーズを中心とした紙おむつ990パックを購入したとされる。

中国人20人、分担し買い出し…倉庫に紙おむつ1万パック

紙おむつは、滋賀県甲賀市で中華料理店を経営する中国籍の男性(24)=明石市=が買い取っていたとみられ、斉容疑者は「社長に言われるまま買っていた」と供述している。

県警は、紙おむつが男性を通じて中国に輸出され、現地で高値で売買されていたとみて、古物営業法違反容疑でも調べる方針だ。

倉庫に山積み1万パック

県警によると、男らは、買い付けた紙おむつを明石市内の工場地帯にある倉庫に保管していた。倉庫は男性が借りていたとされる。県警が倉庫を確認したところ、紙おむつ約1万パックが積まれていた。

記者が実際に倉庫を訪れると、倉庫の側面にある3カ所の窓のうち1カ所から、メリーズがぎっしりと積まれている様子が透けて見えた。

倉庫の近くの工場で働く男性(28)は「20人ぐらい中国人が出入りし、紙おむつを車から運び込んでいた」と証言した。「午前8時ごろに、大量の紙おむつを大型トラックに積み込んでいるのを見たことがある」

男らは同市や神戸市、姫路市の量販店やドラッグストアで紙おむつを買い集めていた。


こうした中国人による大量の買い付け行為は全国で横行したため、購入制限を求める店も多い。

神戸市西区のドラッグストアの男性店員は「1人2パックまでに制限しているが、2~4人の中国人グループが週に3~4回来て買っていた」と打ち明ける。

別のドラッグストアの男性店長も「同一人物が毎日必ず来店し、購入制限いっぱいの量を買っていく」と話した。
〝ブローカー〟多数出現

中国人による日本製紙おむつの買い占めは以前からささやかれていた。中でも、爆発的な人気を集めている紙おむつが花王のメリーズだ。口コミで人気が広がっていったとみられる。

同社広報部によると、メリーズは高い通気性から、「肌に優しい」と中国で人気が高い。平成21年に中国への輸出が始まり、一昨年1月からは中国での生産も開始した。しかし昨年半ばごろから、メリーズの品薄が常態化するようになった。

中国では、倍以上の値段で取引されることもあるという。経済的に豊かな富裕層が中心となって買い求めるため、すぐに売り切れるというのだ。

中国の「一人っ子政策」や経済成長の影響で、子供のためなら出費を惜しまない家庭が増えているのも影響しているようだ。「子供には、自国製よりも世界的に信頼される日本製が安心だ」という親心が働いているという見方が強い。

中国と日本での価格差に中国人が目を付け、日本国内でメリーズを買い占め、中国に転売する〝ブローカー〟が生まれたのだ。やがて日本全国でメリーズ買い占めの動きが広がるようになった。

小売店側も買い占めの防御策として、購入制限を求めている。しかし、満足する量を買えない中国人客から店員が暴力をふるわれるなど、トラブルになるケースもあるという。
兵庫県警の捜査幹部は今回の3人逮捕を機に、「紙おむつを中国で転売した際の利ざや、さらに中国に輸出されるまでの流通経路など事件の全容を解明したい」と意気込んでいる。(昨年10月27日掲載、一部修正)



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http://www.sankei.com/west/news/141027/wst1410270001-n1.html
2014.11.19 19:32
紙おむつ大量買い取りの中国籍男 不法就労助長容疑で逮捕 兵庫県警

【中国】
 大量の紙おむつを買い付け、在留資格外の活動を行ったとして、中国籍の男3人が逮捕された事件で、報酬を与えて男らの不法就労活動を助長させたとして、兵庫県警は19日、出入国管理法違反容疑で、中国籍の兵庫県明石市大久保町江井島、台湾料理店経営、辛有志容疑者(24)を逮捕した。

 県警によると、辛容疑者は「買ってこいと言ったことはなく、金も払っていない」と否認しているという。

 事件をめぐっては、県警が10月、同容疑で31~38歳の中国籍の男3人を逮捕。3人は今月、同罪で起訴された。県警は、辛容疑者が3人から紙おむつを買い取っていたとみて、任意で事情を聴いていた。3人は「紙おむつを買って辛容疑者に売っていた」と認めているという。

 逮捕容疑は7~8月、調理師の在留資格で入国した中国籍の男3人に、紙おむつや生理用品の買い付けをさせ、報酬を与えて不法就労させたとしている。

 明石市の辛容疑者の自宅兼倉庫には10月、紙おむつ約1万パックが保管されていた。3人は買い集めた紙おむつについて「1パックあたり100~300円上乗せして辛容疑者に買い取ってもらった」と説明しているという。
http://www.sankei.com/west/news/141119/wst1411190068-n1.html

2014.10.29 19:39
「メリーズ」万引容疑の女を逮捕 「中国に送って金もうけしようと…」
【中国】
 中国人に人気の紙おむつ「メリーズ」を盗んだとして、奈良県警香芝署は29日、窃盗容疑で中国籍の同県香芝市下田西、中国語講師、袁蘭蘭容疑者(48)を現行犯逮捕した。「中国に送って金もうけしようと思った」と認めている。

 逮捕容疑は29日午前10時15分ごろ、香芝市内のスーパーで、紙おむつ「メリーズ」2袋(計2840円相当)を盗んだとしている。

 中国では日本製紙おむつが人気で、メリーズは特に高値で販売されているという。このスーパーでも人気商品のため、この日は1人2つまでに限定して販売されていた。

 同署によると、袁容疑者がおむつ2袋を両手に抱え、店を出るところを保安員が目撃し、呼び止めた。袁容疑者の車の中にはほかにも6袋の紙おむつが積まれており、同署は余罪について調べている。
http://www.sankei.com/west/news/141029/wst1410290059-n1.html
金を払って購入するチュウゴク人はまだマシなのだなと思った。
あちこち車で回って万引きしているチュウゴク人もいたようだ。
前にも書いたけど、大阪府河内長野の豪邸には毎日、何回もチュウゴク人らが紙おむつを持って出入りしているし、大勢のチュウゴク人が中に住んでいるモヨウ。河内長野では有名だそうです。河内長野の人に聞きました。