「オッサン」レンタル | 日本のお姉さん

「オッサン」レンタル

「オッサン」レンタルは、ある意味、極上の派遣セラピストなのでは?
悩み事やグチを聞いてくれて、おっさんらしいよけいなアドバイスもしてくれて
一時間1000円は安い。

でも、おっさんの中にストーカーみたいなのが紛れこんでいたり、強姦魔などがいたら恐いよ。
怒らせて殴られ、打ち所が悪くて殺されたとか、恋愛感情を持たれて付きまとわれたりしたら恐いよ。
一度しか会わないから嫌われても平気だという気持ちでやっていると言うし、、、。
(おっさんレンタルのおっさんになるには、面接も必要なので、変な人は紛れ込んでこないであろうと思われる。)

おっさんをお借りしてやりたいことって、なんだろう?
ひとりで行くのがはばかれるようなバーやカジノに一緒に行ってもらうとか?
衣装レンタル料金はたぶん、借りた側持ち。
そういう場所に慣れた人でないと、逆におどおどしているおっさんをエスコートする羽目になるかもしれない。
007などの映画で、かっこよくスーツを着て決めている俳優さんと、セクシーなドレスを着て決めている女優さんを見ると
カジノは別にしなくていいから、そういう場所に一度は出てみたいと思う。
でも、貧相なスタイルの日本人がキメキメのスーツやドレスを着てもなんか浮いていて変な意味で目立つのではないか?
スーツやドレスは、胸板が厚く背中が丸い白人用の衣装だと思う。印象が薄い胸だとセクシーなドレスが似合わない。
おばさんまたはおばあさんと呼ばれる年代になってもドレスが似合うのはデビ夫人ぐらいかな。(叶姉妹は、色気が出過ぎているから除外)

わたしなら、おっさんをレンタルしてやりたいことは、公園でのバーベキュー。
台車にクーラーボックスを載せて、バーベキューの火を起こしてお野菜やお肉をおいしく焼いてくれて灰の始末もしてくれたら一時間1000円出してもいい。
交通費もこっちもちかも。もちろん、肉や野菜などの材料費はこっちもちだ。結構な額になりそうだ。台車とクーラーボックスと公園までの足も用意しないといけない。
でも、わたしは、優雅に地面に敷いたシートの上で、焼いていただいたものを食べるだけ。1万円かかっても安いのではないか?
友達はいるけど、アウトドアーに向いている人はひとりもいない。一度、やってみたいものである。公園でバーベキューをしている人々を見るとちょっとうらやましい。
自分でやってみることもできるが、ひとりで公園でバーベキューをしているおばさんって「痛い」んとちゃうかな。

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1時間千円の「おっさんレンタル」を体験! 1カ月で40人にレンタルされる理由とは?
2015年06月25日 06時00分 提供:しらべぇ

こんにちは、双子でタレント活動をしています、奈津子と亜希子です。

多くのモノが“レンタル”可能になったこの時代。

最近では、スタイリストが依頼者のためにコーディネートしてくれた洋服や、彼氏・彼女という存在までレンタルできるようになりました。

そんななか、ひとりの“おっさん”が1時間1000円で自分自身のレンタルを開始したという噂を聞きつけ、借りてみました。

■とりあえず借りた“おっさん”
レンタルの仕方は簡単。おっさんレンタルホームページにアクセスし、おっさんの「数量」を選択し「カートに入れる」。

ネット通販と同様、数クリックでコトは済みます。 レンタル当日に現れた、正真正銘の見知らぬ“おっさん”。

借り手である私たちも、どう会話を始めたらいいか戸惑いました。


■とりあえず居酒屋で飲んでみた

一行は、飲み屋へ。今回は、「おっさんレンタルについて取材するため」の“おっさんレンタル”をすることにしました。

おっさんの名は、西本貴信さん(47歳)。普段は大学や専門学校で教鞭をとっており、ファッションプランナーとしてもご活躍されています。

経験値はあるのに陰の存在になりがちなご自身の年齢層(世に言う「おっさん」と呼ばれる世代)について、「かっこいいじゃん」と思ってもらえる世の中にするべく、ご自身を他人へ貸し出す方法を思いついたとのこと。

レンタルされる理由は以下のとおり、様々だそうです。

・戦争で数十年前にご主人に先立たれたご高齢の婦人が、散歩をしながら夫婦の思い出を語るためにレンタル

・女子会にシュールなゲストとして呼ばれるためのレンタル

・タレントを目指す女子中学生の女の子が、自分の外見についてお世辞抜きでハッキリと意見を求めたい結果、レンタル

・他界した自分の父親に結婚することを報告したい若い青年が、実際にお父さんに報告する代わりにレンタル

(西本さんも、本当に父親になったつもりで報告を受けたんだとか)

深い内容ばかりですが、一律1000円のスタンスは変わらず、リピーターも少なくないそうです。

そして、「1000円が発生する」ことが、依頼者と「友人ではない」という境界線の線引きを手伝ってくれると西本さんは言います。

印象的だったレンタルは、余命を宣告された女性とそのご家族から「美味しいものを美味しく食べる人の姿がみたい」という依頼があり、一緒に食事をしたというレンタル。自分は一生懸命に生きているだろうか、と痛切に考えたそうです。

■とりあえず“おっさん”に相談してみた

この日、「どうすれば私たち双子は芸能界でもっと売れますか?」という相談をしてみました。

ご自身が27年間フリーでファッションスタイリストとして働いてきた経験をもとに、

「自分の理想通りのチャンスってね、そんなにないと思うんですよ。だから目の前に来た思いがけないチャンスを、ただガムシャラに頑張れば良いと思うんですよね」

とアドバイスをくれました。 年齢はずいぶん年上なのに、対等に私たちを見てくれている気がしました。

普段は抑えこんでしまっている気持ちについても白熱して吐露する事態に...。

2時間半で2500円のレンタル代金をお支払いし、会はお開きに。

■知り合いじゃないからさらけ出せることも
本職と同時並行で、1カ月で40人もの人にレンタルされるという西本さん。

「依頼者とは人生で一度しか会うことがないだろうと思うと、嫌われてもいい」

とハッキリおっしゃる姿が印象的でした。 ときには知り合いでもなんでもない“おっさん”に話を聞いてもらうのも良いかもしれません。

※現在レンタルされるおっさん募集中。詳しくはHPまで。http://ossanrental.thebase.in/items/1713257

※おっさんレンタルについて綴った書籍「おっさんレンタル」日記発売中
http://www.amazon.co.jp/%E3%80%8C%E3%81%8A%E3%81%A3%E3%81%95%E3%82%93%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%80%8D%E6%97%A5%E8%A8%98-%E8%A5%BF%E6%9C%AC-%E8%B2%B4%E4%BF%A1/dp/4479392688/ref=cm_cr_pr_product_top/377-7242880-4343866

(文/奈津子・亜希子)
http://news.ameba.jp/20150625-71/