神戸の少年Aは、女の子も殺していた!
男の子のクビを切って学校の門の前に置いたことしか、記憶に残ってなかったわ。
遺族に無断で手記を出版した出版社と少年A(今は30歳の男)を訴えることはできないのだろうか。
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<神戸連続殺傷>手記出版に女児の母が文書でコメント
毎日新聞 6月23日(火)12時26分配信
1997年に神戸市で児童連続殺傷事件を起こした当時14歳の加害男性(32)が手記「絶歌」を出版したことを巡り、犠牲者の山下彩花さん(当時10歳)の母京子さん(59)が23日、毎日新聞に文書でコメントを寄せた。「当初は傷つき、憤りを感じたが、元少年Aや出版社の人たちと同じ土俵に立ちたくない。彼らに振り回されることなく、歩むべき道を歩いて行くことを彩花は望んでいると信じている」と現在の心境を明らかにした。
弁護士を通じて男性の手紙が届き、山下さんは22日に弁護士事務所で読んだという。手記を無断で出版したことについて、謝罪の気持ちがワープロ書きで記されていたという。山下さんは「(手紙は)B5用紙で10行ほど。まるで本の送付書のようだった。これまでの手紙とは内容も性質も大きく異なり、受け取る気持ちになどとてもならなかった。手記も受け取っていない」と明かした。
コメントでは、手記の出版で、図書館や書店での閲覧制限や販売自粛が広がった点に触れ、「日本社会の良識に心から感謝する」と記した。【久野洋】
◇コメントの全文◇
昨夜、元少年Aからの手紙を弁護士の事務所で読みました。B5用紙にほんの10行ほどが印字されており、まるで本の送付書のようでした。これまで来ていた手紙とは内容も性質も大きく異なるため、受け取る気持ちになどとてもなれませんでした。もちろん手記も受け取っていませんし手紙も持ち帰っていません。
6月10日、手記が書店に並ぶその日に新聞社から出版の事実を知らされたこと、実名ではなく「元少年A」と匿名で出版していること、遺族や関係者のみが知るべき事実が公にされたこと、Aの手記出版を手助けした人たちが居ることなどを知った当初はショックを受け、傷つき、憤りを感じました。
しかし時間の経過とともに冷静になり、「元少年Aや出版社の人たちと同じ土俵に立ちたくない」という結論に達しました。連日、メディアから取材の要請がありましたが、最初にコメントしたあと言葉を発することを控えていたのは、家族で話し合ったうえで先の結論が出ていたからです。
先日、兵庫県明石市の泉房穂市長が、遺族感情を踏まえ市内2カ所の市立図書館にAの手記を置かない方針を表明されました。また、各地の書店でも販売自粛や不買の動きが広がっているようです。こうした日本社会の良識に心から感謝するとともに、今回の一連の騒動が、一日も早く最も良い形で収束する事を願ってやみません。そして、彼らに振り回されることなく、私たちが歩むべき道を歩いて行くことを彩花は望んでいると信じています。
平成27年6月23日 山下京子
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150623-00000026-mai-soci
遺族に無断で手記を出版した出版社と少年A(今は30歳の男)を訴えることはできないのだろうか。
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<神戸連続殺傷>手記出版に女児の母が文書でコメント
毎日新聞 6月23日(火)12時26分配信
1997年に神戸市で児童連続殺傷事件を起こした当時14歳の加害男性(32)が手記「絶歌」を出版したことを巡り、犠牲者の山下彩花さん(当時10歳)の母京子さん(59)が23日、毎日新聞に文書でコメントを寄せた。「当初は傷つき、憤りを感じたが、元少年Aや出版社の人たちと同じ土俵に立ちたくない。彼らに振り回されることなく、歩むべき道を歩いて行くことを彩花は望んでいると信じている」と現在の心境を明らかにした。
弁護士を通じて男性の手紙が届き、山下さんは22日に弁護士事務所で読んだという。手記を無断で出版したことについて、謝罪の気持ちがワープロ書きで記されていたという。山下さんは「(手紙は)B5用紙で10行ほど。まるで本の送付書のようだった。これまでの手紙とは内容も性質も大きく異なり、受け取る気持ちになどとてもならなかった。手記も受け取っていない」と明かした。
コメントでは、手記の出版で、図書館や書店での閲覧制限や販売自粛が広がった点に触れ、「日本社会の良識に心から感謝する」と記した。【久野洋】
◇コメントの全文◇
昨夜、元少年Aからの手紙を弁護士の事務所で読みました。B5用紙にほんの10行ほどが印字されており、まるで本の送付書のようでした。これまで来ていた手紙とは内容も性質も大きく異なるため、受け取る気持ちになどとてもなれませんでした。もちろん手記も受け取っていませんし手紙も持ち帰っていません。
6月10日、手記が書店に並ぶその日に新聞社から出版の事実を知らされたこと、実名ではなく「元少年A」と匿名で出版していること、遺族や関係者のみが知るべき事実が公にされたこと、Aの手記出版を手助けした人たちが居ることなどを知った当初はショックを受け、傷つき、憤りを感じました。
しかし時間の経過とともに冷静になり、「元少年Aや出版社の人たちと同じ土俵に立ちたくない」という結論に達しました。連日、メディアから取材の要請がありましたが、最初にコメントしたあと言葉を発することを控えていたのは、家族で話し合ったうえで先の結論が出ていたからです。
先日、兵庫県明石市の泉房穂市長が、遺族感情を踏まえ市内2カ所の市立図書館にAの手記を置かない方針を表明されました。また、各地の書店でも販売自粛や不買の動きが広がっているようです。こうした日本社会の良識に心から感謝するとともに、今回の一連の騒動が、一日も早く最も良い形で収束する事を願ってやみません。そして、彼らに振り回されることなく、私たちが歩むべき道を歩いて行くことを彩花は望んでいると信じています。
平成27年6月23日 山下京子
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150623-00000026-mai-soci