出版による利益を、事件の加害者である著者に払うことも犯罪だ。
神戸・児童連続殺傷事件の加害者が手記を出版=欧米ネット「被害者の家族たちは出版社と著者を訴えるべきだ!」「加害者を有名人扱いすべきでない」
レコチャイ 6月16日(火)15時52分配信
15日、日本メディアによると、1997年に神戸市で起きた児童連続殺傷事件の加害者の男性が手記を出版し、遺族が回収を求める抗議文を送ったことが分かった。この報道に、欧米のネットユーザーがコメントを寄せている。資料写真。
2015年6月15日、日本メディアによると、1997年に神戸市で起きた児童連続殺傷事件の加害者の男性が手記を出版し、遺族が回収を求める抗議文を送ったことが分かった。
1997年に神戸市で児童連続殺傷事件を起こした加害者の男性が10日、事件の経緯などをつづった手記を出版した。事件当時14歳だった加害者はメディアで「少年A」と報じられ、2004年に医療少年院を仮退院し、2005年に本退院したが、氏名や住所、勤務先などは明かされていない。出版された手記では、加害者が事件を起こした経緯や、医療少年院を退院した後の生活などについてもつづられている。手記の出版について被害者の家族は事前に知らされておらず、12日付けで、出版社に対して手記の回収を求める抗議文を送った。
日本のニュースを扱う英語のニュースサイトでも報じられ、欧米のネットユーザーがコメントを寄せている。
「この加害者は、自分の犯した罪で金儲けをしようというのか。なんという恥ずべき行為だろう。この手記で得られる印税は遺族の会に渡されるべきだ」
「加害者の男性は自身の身元を明かさないでいいというのか?吐き気がする」
「加害者が手記を出版することは認められるべきだと思うが、彼は利益を受け取るべきではない。英国では、犯罪者が出版した手記の印税は、犯罪被害者の基金に払われる。日本もそうすべきじゃないだろうか?」
「モンスターのような人間を有名人扱いするようなことはやめるべきだ」
「手記を買うべきではない。そして、書店やネット書店に対して抗議すべきだ」
「出版社に対して怒りを覚える。被害者の家族は再び、子供を失ったことを体験しなければいけないのか?被害者の家族たちは出版社と著者を訴えるべきだ!」
「出版による利益を、事件の加害者である著者に払うことも犯罪だ。出版社が事前に遺族に出版について知らせなかったなんて、あまりにひどい」(翻訳・編集/蘆田)
【最終更新:6月16日(火)15時52分
日本政府は、このことをほったらかしにしていいのか?
加害者ばかり儲かる仕組みはアカンと思うよ。イギリスに見習えば?