核恫喝し始めた“窮鼠”中露 | 日本のお姉さん

核恫喝し始めた“窮鼠”中露

そうそう。アメリカは、日本というネズミを追い詰めて戦争に追いやった。
戦争にもつれ込みたかったのはアメリカだ。ネズミには逃げ道を与えてやらねば!弱いネズミでも、必死で猫に噛み傷ぐらいはつけることができるのである。
大都市や地方都市は焼夷弾で丸焼けにされ、広島、長崎には原爆を立て続けに(しかも実験のためか違う種類のタイプ)落され、ネズミはやられてしまいました。それで、共産主義のソ連と中華人民共和国が強くなってしまったのだ。アメリカのせいだよ。でも、ソ連が崩壊して、韓国が共産化しないとなったので日本としてはほっとして、朝鮮半島をそんなに重要視しなくなっているワケです。
そこで、南の朝鮮が中華人民共和国の影響を受けて、反日になっちゃって、とてもウザい存在になっている。日本としては、南の朝鮮がもう、大嫌いになっているワケ。これって、北朝鮮や中華人民共和国にはありがたいことだよね。南の朝鮮を取り込むチャンスって感じじゃないですか。日本としては、韓国など、どうでもいい存在ですが、アメリカが動くなら一緒に動くのだと思います。日本は嫌いや好きの感情で動きません。日本の国益を考えて動きます。
南の朝鮮は日本を怒らせて何をしたいのか、よく分からん。
自国の国益など、どうでもいいのだろう。感情だけで生きて国を守れるのか。
とにかく朝鮮半島は昔から面倒な隣国だった。賢人がいない国なんでしょう。いても、意見を言うたびに叩かれるか迫害されるかで、自由がないんでしょうね。

民主主義など、アメリカに借りた衣装に過ぎないんでしょう。
中身は、昔のまんまなんだと思う。

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核恫喝し始めた“窮鼠”中露
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平井 修一

力による現状変更を進めて世界中から非難されている四面楚歌のファシスト、中露。ここへ来て歩調を合わせたように核恫喝をし始めた。

産経5/17「中国軍、多弾頭核ミサイル運用へ」から。

<米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は16日、中国軍が核兵器を搭載する多弾頭型の長距離弾道ミサイルの運用に向けた準備に入っていると報じた。南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島で進める岩礁の埋め立てと併せ、米国が警戒を強めている。

中国が進めているのはそれぞれの弾頭が独自の攻撃目標に向かうMIRVと呼ばれる技術とされる。米国は中国側に多弾頭型ミサイルの配備について公式協議を求めているが、中国は応じていない。(共同)>(以上)

習近平は兄貴分のプーチンを倣ったのだ。アナス・フォー・ラスムセン元NATO(北大西洋条約機構)事務総長/元デンマーク首相の論考「横暴すぎるロシアに欧州はどう対抗すべきか 今度はデンマークを『核の標的に』と"脅迫"」(東洋経済オンライン5/17)から。

ロシアは、デンマークがNATOのミサイル防衛に参加する場合、デンマークの海軍艦船が核ミサイルの標的になるという脅迫を行った。これは、ロシアを攻撃する意図のない国に対する明らかに常軌を逸した威嚇である。 

ロシアにとって、ウクライナの抗議者たちによる脅威は、自国の存在を揺るがしかねないものだった。変革と自由と民主主義を要求したことで、抗議者たちはプーチンに異議を申し立てたのだ。ウクライナ市民が要求を満たした場合、ロシア市民も影響を受けるかもしれない、とロシア政府は危惧したのである。

そのため、ロシアの指導者たちは、ウクライナの指導者たちをロシア嫌悪者やファシストに仕立て上げようと躍起になった。自由民主主義は悪で、プーチンの下での生活こそが善である、とロシアの人々を必死に説得しようとしている。

*ロシアには民主主義で対抗せよ

ロシアのプロパガンダ攻撃に対抗して、欧米諸国はウクライナやバルト3国などのNATO加盟国のために、今後も立ち上がらなければならない。 

欧米諸国の最大の強みは民主主義である。これによりわれわれは2世代にわたり平和を守ることができたし、兵器の力にほとんど頼ることなく欧州から共産主義による支配を除外したのだ。自由民主主義は完璧から程遠いながら、過激主義や偏狭さに対する最大の盾であり、人類の前進を促す最も強力な存在である。

近隣国の影響により、ロシアの人々が改革を求めるかもしれないというだけの理由で、ロシアが近隣国を攻撃することを欧米諸国が認めてしまったら、民主主義の価値は守るに値しないというメッセージを発することになるだろう。

ロシアのメディア担当顧問にだまされてはならない。ウクライナの紛争は、民主主義に関する問題なのだ>(以上)

国際社会は結束してゴロツキファシストの中露を包囲しなければならない。ただ、ここで大事なのは窮鼠猫を噛むまでに追い詰めてはいけないということだ。マキャベリ曰く――

「思慮に富む武将は、部下の将兵を、やむを得ず戦わざるを得ない状態に追い込む。同時に敵に対しては、やむを得ず戦わざるを得ない状態に、なるべく追い込まないような策を講じる。敵軍には、彼らが断崖絶壁に立ったと感じないように、閉鎖できる通路でもわざわざ開いたままにしたのである」

プーチンに対する経済制裁は、原油/ガス価格の下落も手伝って相当効いてきた。CNN4/23「欧米の経済制裁でロシアの損失額は約13兆円」から。

<ロシアのメドベージェフ首相は23日までに、ウクライナ危機に伴い欧米諸国などが発動した経済制裁でロシアが被る損失額は推定約1067億米ドル(約12兆8000億円)に相当することを明らかにした。

ロシア当局が発表した最新の貿易統計にはこの苦境が反映されており、外国貿易総額は今年の最初の2カ月間で約30%減少。最大の貿易相手である欧州連合(EU)との総額は3分の1以上縮小した。

同首相は「幻想を抱くべきではない。我々が現在直面しているのは短期的な危機のみではない」との危機感を表明した>(以上)

欧州とアジアでオバマが軍事プレゼンスを後退させたことが中露のグレーゾーン的侵略を招いてしまった。経済制裁強化のみならず、関係国との連携で軍事的な圧力も加えながら、中露が撤収するように仕向ける戦略が必要だが、それは可能なのか。地政学者・奥山真司氏のブログ5/10から。

<私がイギリスで学んでいた時期にはイラク戦争の関係もあって、コースメイトたちに特殊部隊や特殊作戦の戦略効果について研究しているのが何人かおりまして、以下の本(Special Operations and Strategy: >From
World War II to the War on Terrorism)はそのうちの一人が出版したものです。

これはまさに「戦略効果」について書かれたものでしたが、どちらかといえば第二次世界大戦の文脈が強調されたものでした(ダムバスターズに関する解説は必見)。

特殊部隊のオペレーションやタクティクスについては今後も公開されることはなさそうですが、その戦略的な意味という点では、日本でも本格的に研究すべき時期に来ているのかなぁと、問題意識として感じている今日このごろです。

たしかにロシアのいわゆる「ハイブリッド戦」のように、軍隊を特殊というか、非正規的な使い方をするやり方は今後もどんどん増えてきそうですし>(以上)

「ダムバスターズ」とはイギリス空軍の特殊部隊の通称。目的はドイツの兵器生産の中心地のルール工業地帯に工業用水や電力を供給するメーネ・ダム、エーデル・ダム、ゾルペ・ダムを破壊することで、この作戦は成功をおさめた。

対日戦への投入も準備され、「九州と本州の連絡を遮断する」任務(関門鉄道トンネル攻撃)につく予定であったが、広島と長崎に「もっと強力な爆弾」が投下され、日本が降伏したために実現しなかったという(ウィキ)。

中露国民の大多数は民主主義を「西側の腐敗した思想で自分の国には合わないし、むしろ害毒だ」と思っている。つまり国内から好戦的な独裁者を駆逐することは無理だ。ならば恫喝には恫喝で、非正規戦には非正規戦で対応するしかないだろう、秘密裏に、時には大胆に。西側が行動しなければファシストは図に乗って悪事を重ねるだけだ。(2015/5/18)