密航業者のしていることは、奴隷売買と同じ
密航業者のしていることは、奴隷売買と同じ。
イタリアは、遭難者を探しに出て救助していたそうだ。
それを他の会社に委託してイタリア政府としては、もう、遭難者を探しにいく活動はしないと決めたのだそうだ。委託された会社は船など持っていないし、国境管理だけしている会社なので、当然、海で遭難した密航者たちは、救助されることなく死んでしまう。だから、最近、海で遭難して死ぬ密航者の数は過去最高なのだそうだ。密航業者は、儲けることができたらいいので、彼らが遭難して死んでも気にしない。どんどん、密航者を送り出してくる。
最近、ISISから逃げてくる人が多くなったというより、アフリカ人は毎年よりよい生活を求めてEUに密航してくるのだそうだ。
密航業者の船を破壊してしまえば、密航者は増えないし、海で遭難して死ぬ人も増えないと思う。命がけでボロ船に乗ってEUを目指すアフリカ人のことを思うとそこまでアフリカには、仕事も希望も無いのかなと思ってしまう。無いんでしょうね。
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密航業者への軍事作戦承認=事前に船破壊も―EU外相・国防相会合
時事通信社 2015/5/19 05:23
【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)は18日、ブリュッセルで外相・国防相理事会を開き、地中海で相次ぐ密航船転覆事故を受けて、密航業者を取り締まるための軍事作戦を承認した。出航していない密航船でも事前に破壊してしまう作戦を視野に入れており、6月の外相理事会で正式に作戦開始を決定する方針だ。
EUは作戦実行のため、強制措置を可能にする国連憲章7章に基づく国連安全保障理事会決議の早期採択を目指す。作戦の本部はローマに置き、イタリア海軍の少将が指揮官に就任する。
作戦は数段階に分けて実施。第1段階で密航や人身売買の情報収集や監視を行うほか、第3段階では密航船に利用される船を捕捉し、破壊することを計画している。
[時事通信社]
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