華僑はチュウゴク製の安物をアジアで売る
華僑はチュウゴク製の安物をアジアで売る。
そう思っていたが、今は、アフリカ人やアラブ人がチュウゴクの広州まで出向いてきて、コンテナいっぱいに、偽物や安物を買っていくそうだ。
安物と言ってもすぐ潰れるから、逆に高い買い物になるんじゃないのかな。
以前、チュウゴク製のブーツを買ったら、ヒールに巻いてあるコルクの写真のシールがはがれ、2、3回履いただけで底がすり減って底のゴムと上が外れて、あっというまに壊れたことがあったっけ。
どこかのアフリカの大統領がチュウゴク製の靴を買ったらあっという間に壊れたので、その国ではチュウゴク製の靴を輸入販売するのは禁止になったらしい。
インドネシアでは、日本のショップをまねた店が多い。ちゃんとデパートの中に店を出しているのだ。売っている物もそこそこ高い。日本語の看板も出ているが変な日本語なので、チュウゴク人の偽ショップに違いない。ちゃんと、日本っぽいキャラクターを何種類も作って売っている。インドネシア人の友達は「日本人の店です」と言っていたが、「違うよ。あんな日本語無いよ。あれは、チュウゴク人の作った偽ものショップだよ」と教えてあげた。チュウゴク人にしたら、物が売れたらいいんだから、インドネシア人の日本好きを利用して売り上げをあげているんでしょう。昔から、SONNYのプラスチック製カバンや、HONDAのボールペンなど、インドネシアでは普通にあったから、チュウゴク人がアジア向けに作っているんだと思う。オーストラリアで昔流行った日本人が出ているTVの忍者番組でも、チュウゴク製のキャラクターグッズがバカ売れしていたが、当の日本人には、いっさい、お金が入ってこなかったそうです。
偽物や安物をすばやく作って売り上げをかすめる技はチュウゴク人はすごいわ。
友人のアーティストが香港でキャラクターを描いたTシャツを売ったら、次の日に彼の描いたキャラクターを使った偽物Tシャツが出てきたと言っていた。
2、3か月に一度、広州にある卸市場へ買い出しに出かけ、40フィートコンテナいっぱいにあるものを詰めて帰っていくアフリカ人もいるらしい。購入していくものは、携帯電話、携帯ケース、車のアクセサリーやアイフォンなどなど。「中国製は正規の10分の1で手に入る。」と言っているそうです。つまり偽物を購入しているわけです。