壁と壁の間に「突っ張り式」で固定する仕組みのベビーゲートー海外では18件の事故が
ベビーゲートで注意喚起=階段上は使用中止を-イケア
2015年05月13日 12時59分 提供:時事通信
家具大手のイケア・ジャパン(千葉県船橋市)は13日、同社が扱うベビーゲートについて、転落事故につながる恐れがあるため階段上での使用中止を求めるとともに、希望者には商品と引き換えで代金を払い戻すと発表した。
注意喚起の対象は販売中の「パトルル クレッマ ベビーゲート」と、既に販売を終えた「パトルル スミーディグ ベビーゲート」の2商品。いずれもねじ留めではなく、壁と壁の間に「突っ張り式」で固定する仕組み。使用中にゲートが外れることや、下部の金属バーがつまずきの原因になる恐れがあるという。
日本国内でのけがの報告例はないが、海外では18件の事故があった。台所などでは安全に使えるため販売は続ける。両商品の国内販売台数は1万7370台。問い合わせ先はカスタマーサポートセンター(0120)151870。 【時事通信社】
http://news.ameba.jp/20150513-546/