イルカ漁を問題視、日本動物園水族館協会の資格停止
イルカ漁を問題視、日本動物園水族館協会の資格停止
TBS News-i 2015/5/10 06:56
スイスに本部がある国際団体「世界動物園水族館協会」が、日本国内の水族館のイルカの入手方法に問題があるとして、「日本動物園水族館協会」の会員資格を停止していたことがわかりました。
「世界動物園水族館協会」が問題視したのは、和歌山県太地町で行われている「追い込み漁」で捕獲された野生のイルカが、日本国内の水族館で飼育されていることです。 日本国内のおよそ30の水族館が太地 町で捕獲されたイルカを飼育しているとされ、「世界動物園水族館協会」は、「何年もイルカの入手方法について日本側と協議を続けてきたが、合意に至らなかった」として、全会一致で「日本動物園水族館協会」の会員資格を停止したと発表しました。
「日本動物園水族館協会」は国内のおよそ150の動物園や水族館で作る団体ですが、「世界動物園水族館協会」の会員でなくなると、そのネットワークを通じて海外の施設と希少種をやりとりするなどの連携が困難になる可能性があります。
「追い込み漁」は、イルカの群れを入り江に追い込み捕獲する漁法で、非人道的な方法だとしてアメリカの環境保護団体などから批判されています。2010年には、漁を批判的に描いたアメリカ映画「ザ・コーヴ」がアカデミー賞の長編ドキュメンタリー部門を受賞しています。(10日00:01)
結構、大問題だと思います。スイスに本部がある国際団体「世界動物園水族館協会」が全員一致で日本をのけものに、、、。