自分の身体の一部のコピーをだしに資金を集めた被告の漫画家 | 日本のお姉さん

自分の身体の一部のコピーをだしに資金を集めた被告の漫画家

被告の漫画家「わいせつではない」無罪主張
4月15日 15時21分

3Dプリンターで女性の性器の造形物を作製するためのデータを配布したなどとして、わいせつな記録を配布した罪などで起訴された漫画家の初公判が、東京地方裁判所で開かれ、被告は「わいせつではない」として無罪を主張しました。
「ろくでなし子」のペンネームで活動する漫画家の五十嵐恵被告(43)は、おととしから去年にかけて、3Dプリンターで女性の性器の造形物を作製するためのデータを複数の人に配布したほか、石こうなどで性器をかたどったものを東京のアダルトショップに展示したとして、わいせつな記録の配布やわいせつ物陳列の罪などに問われています。
15日、東京地方裁判所で初公判が開かれ、被告は「私は女性の性器をテーマにしたアート活動をしています。データや作品はわいせつではありません」と述べて無罪を主張しました。
また、弁護士は「創作活動に対して刑事罰を科すのは表現の自由を保障する憲法に違反して許されない」と主張しました。
一方、検察は、「被告は活動資金が不足したため、自分の性器のデータを送信すると広告してインターネットで資金提供を呼びかけ、120人以上から100万円を集めた」などと主張しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150415/k10010049241000.html