チュウゴクでは、わが身の危険を顧みず、他人の命を助けるという行為は報われないようです。
こんな母と娘のために24歳の大学生は、命を失ったのか!!
賠償責任など法的責任を負うのが嫌だったので、ウソをついた母と7歳の娘。
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2015.3.18 20:31
【中国事件簿】溺れた娘を助けようと池に飛び込み溺死した恩人を貶めた母親の“鬼畜”
中国河南省の公園で2月下旬、池に落ちた女児を助けて溺死した男子大学生が、女児の母親に感謝されるのではなく、“ぬれぎぬ”を着せられる理不尽な事件があった。この母親は、賠償責任が降りかかるのを恐れて、大学生が救助のために池に飛び込んだことを否定。娘にも嘘の証言をさせていたのだった。
河南省の地方紙、大河報(電子版)や地元テレビ局系のニュースサイト「映象網」など複数の中国メディアによると、悲劇は2月26日午後、河南省濮陽市清豊県の公園で起きた。
7歳と3歳の姉妹が、人工池のそばの柵によじ登って遊んでいたところ、柵が壊れて池に転落。助けを求める女児の母親の叫び声に、近くにいた青年がすぐさま反応し、池に飛び込んだ。
女児2人は十数分後、救助された。だが、青年は冬の冷たい水の中へと沈み、消防隊員らが救助した際には、すでに手遅れだった。
亡くなったのは河南省鄭州市の大学で、フランス語を専攻する24歳の学生。この日はガールフレンドに会うため、たまたま近くを訪れていたという。
だが、自らの命と引き換えに、幼い2人を救った英雄を待っていたのは、あまりに不当な扱いだった。
地元警察は当初、大学生が、学生が寄りかかった柵が壊れて、2人の女児もろとも池に落下したとの見方を示した。
というのも、近くにいた母親が、大学生が娘を助けるため池に飛び込んだのではないと説明し、救助された7歳の女児もこう語ったからだった。
「お母さんと妹と遊んでいたら、男の人がきて、柵にもたれかかって、携帯電話をいじっていたら、突然柵が壊れて、男の人と私と妹は池に落ちてしまった」
だが、近くのベンチに大学生の上着や財布、携帯電話が置かれていたことなど、不自然な点が多く、大学生の家族らは母親らの証言を疑問視。救助のため、池に飛び込んだと信じる大学生の友人らも、特設サイトを立ち上げ、真相究明を訴えた。
ネットを中心に世論が盛り上がりを見せると、匿名で真実を明かす目撃者が現れ始め、ついに3月1日、母親は真実を白状。上の娘に嘘の説明をさせたことも認め、「賠償責任など法的責任を負うのが嫌だった」と身勝手な動機を述べた。
一連の経緯を伝える中国メディアの報道に対し、中国のネット上では大学生をたたえ、追悼する言葉とともに、「こんな親に育てられる子供が心配だ」「これだから誰もこの国に残りたいと思わないんだ」などと、母親を非難する書き込みが相次いだ。
http://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/150318/wor15031820310046-n1.html