新婚早々の夫婦を親族が刺殺。「我々の許可なく結婚するとは」。(パキスタン)
パキスタン人が恐ろしいのかイスラム教が恐ろしいのかそれとも、両方なのか。とにかく、恐ろしい事件だ。
パキスタン人に生まれなくてよかった。日本人でよかった。
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【アジア発!Breaking News】新婚早々の夫婦を親族が刺殺。「我々の許可なく結婚するとは」。(パキスタン)
2014年07月01日 10:45 by Joy横手
世界の中には、「親の了承を得ないで結婚することは犯罪、身内の恥」と言い切る人々がまだまだいる。パキスタンのイスラム教徒の家庭で、またしても“身勝手な結婚”に関する悲惨な殺人事件が発生した。
親の反対を押し切って結婚しても、可愛い孫の顔でも見せればこじれた関係も自然と修復に向かうもの…!? とんでもない。パキスタンやインドにおける結婚観は、長い歴史におい
ても、また現代においても、理不尽な慣習や思想に支配されているのだ。このたびパキスタンで、またしても新婚の男女が「親族の名誉にかけて」という理由で殺害されてしまった。
米『Fox News』が伝えているところによれば、パキスタン・パンジャーブ州のサトラ村で27日、新婚1か月も経っていないサジャド・アフメドさん(30)とムアフィア・ビビさん(17)のカップルが、ナイフで体を切り刻まれて殺されるという大変痛ましい事件が起きた。2人を襲ったのはビビさんの祖父、両親とおじ2名。駆け落ちしていた2人に「君たちの結婚を祝福したいから戻ってこい」と嘘をついておびき寄せたのであった。親族がこのような暴挙に出たことについて、父親は警察当局に「娘は親の承諾も得ずにアフメドのような男と結婚した。アフメドはこれが3度目の結婚で、2人目の妻との結婚期間中に娘に手を出した。これは親族の名誉をかけた制裁だ」と話したという。
子供の結婚は家同士で決めることを善しとしてきたこの国では、年間あたり数百人が、「親の同意なしに結婚して我々の名誉を汚した」との理由で親族の手によって殺害されている。また結婚に至らなくとも殺人事件に巻き込まれる女性は多い。パンジャーブ州では少し前に、ファヤズ・アスラムという26歳の男が、自分のプロポーズを断ったシドラ・シャウカットさんという20歳の女性にガソリンをかけ、焼き殺すという事件も起きていた。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)
http://japan.techinsight.jp/2014/07/yokote2014063009380.html
【アジア発!Breaking News】愛する男性と勝手に“でき婚”。25歳娘が父、兄ら親類20人に殺害される。(パキスタン)
このほどパキスタン北部のラホールで、愛する男性との結婚を望んだ妊娠中の女性が、公衆の面前で父や兄を含む親類により殺害された。結婚相手は親や親類が決めるもの、オメデタ婚など決して許されない世界なのだ。
国連や国際人権団体が強く関与して大分改善されたと言われているが、大人が決めた縁談で無理やり幼児同士を結婚させるケースがいまだにあるインドやパキスタン。そんなパキスタン北部ラホールにある高等裁判所の目の前(画像はdailymail.co.ukのスクリーンショット)で、25歳のファーザナ・パーヴィーンさんという妊娠3か月の女性が交際中の男性とともに婚姻届を出そうとしたところ、父親や兄を含む親類約20人に襲われて棒やレンガでめった打ちにされ、ファーザナさんだけが殺された。「この娘は身内の恥。石打ちの刑に処した」と彼らは自分たちの行為を正当化したという。
ラホール警察が公表したところによれば、ファーザナさんが結婚したかったのは45歳のモハマド・イクバルさん。亡くなった先妻との間に5人の子がおり、ファーザナさんのお腹の赤ちゃんの父親でもある。親類の猛反対の中で2人は1年前に婚約していたが、イスラム教徒が大半という保守的なパキスタンで親族が認めない結婚は罪にあたるとされ、父親は「娘はイクバルに誘拐された」と損害賠償を求めて訴えていた。イクバルさんは今、「僕たちは真剣に愛し合っていましたが、パーヴィーン家の人々は彼女の結婚でお金を得ることしか頭になかったのでしょう。婚姻届を出そうとしてこんなことになるなんて」と悲しみにくれている。
浮気が疑われる妻を夫が殺害しても罪には問われないパキスタン。こうした理由で2013年には869人もの女性が“身内の名誉にかけた処刑”の名のもとで殺された。人権擁護団体は「実際の数字はもっと多いはずだ。パキスタンでは被疑者が被害者の身内である場合は罪を問われない。こんな法律は変える必要がある」と断固反発している。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)