子宮頸がん 原因をめぐって | 日本のお姉さん

子宮頸がん 原因をめぐって

日本人の男性は、ユダヤ人やイスラム教徒のように子供の時に割礼をしていないので元々不潔なのです。欧米人は、衛生的な観念からユダヤ教やイスラム教でなくても子供の時に割礼をやる人が多いそうです。(医者に聞いた話)
これからは、日本人も医学的な見地から割礼をやった方がいいかもね。
ちゃんとした病院でやればそんなにたいした手術でもないと思います。
以下は、深刻な内容ながら読むに堪えない酷い話もあるので、読むか読まないかは自分で決めてください。↓
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子宮頸がん 原因をめぐってこんな大論争ご存じですか
2013年08月18日(日) 週刊現代
週刊現代賢者の知恵
いま話題の出来事なのに、新聞もテレビも伝えない真実がある。代表的なものが、性に関する話題だ。そこで報じられる子宮頸がんのニュースでは、俗説や偏見を払拭できない。本誌は真実を語ろう。
浮気の証拠なのか
「子宮頸がんになったと告げたときの、夫のあの顔が忘れられません。
 初めは、驚いて表情が歪んだのかと思ったんです。でも、違いました。まるで汚いものでも見るような目で、不快感をあらわにしていました」
 取材に応じてくれた女性は、当時のショックを思い出したのか、しばし言葉につまった。
 彼女は現在41歳。こざっぱりとしたダークスーツに、短く切りそろえた黒い髪。スポーツ選手を思わせる快活な女性だ。彼女は3年前、広告会社で働いていた38歳のときに子宮頸がんと診断された。
 だが、それを聞いた夫は、心配やいたわりの言葉をかけるのではなく、まず最初に侮蔑の表情を浮かべたというのだ。
 がんを告知され、不安のどん底にいる妻に対して、夫はなぜ、そんな表情を見せたのか。
「夫は、はっきりこう言ったんです。
『君は、昔からモテたからな。いまだってときどき夜遅くまで職場の男と飲みに行ったりしているし、そういうことがあっても自業自得なんじゃないのか』って。
そして『裏切ったんだから、俺の手助けがあるなんて思わないでくれよな』って……」
 女性は自分ひとりで子宮の全摘手術を決断した。そして退院後、すぐに夫に手渡された離婚届に判を押した。
 たしかに夫と結婚する前にも男性経験はあった。しかし結婚して以来、彼女は夫以外の男性と性的な関係を持ったことなどなかったのだという。
 子宮頸がんは、たくさんの男と遊んでいる女がウイルス感染してなる病気—。巷では、そのような俗説が蔓延している。
 この夫のように、
(1)自分はとくに健康に問題がない
(2)それなのに妻が子宮頸がんになった
(3)だから妻は浮気しており、その相手からウイルスをうつされたに違いない、などと考える男性も少なくない。
 現在、日本では毎年約1万5000人もの女性が新たに子宮頸がんにかかり、約3500人が命を落としている。女性のがんとしては乳がんに次いで罹患率が高く、20~30代の女性がかかるがんの第1位ともなっているのだ。
 最近では、予防のためのワクチンで重篤な副作用が出たのではないかと疑う母親たちの活動で、厚生労働省がワクチンの接種を「積極的には勧めない」と発表。あらためて子宮頸がんという病気に注目が集まったが、行政も対応はまだ混乱している。
 また性の話題に関係するだけに、新聞やテレビなどの大手マスコミでは、突っ込んだ議論が伝えられていない。
 ましてや、一般の我々には、その知識が十分に普及していないのだ。
 自らも子宮頸がんを経験し、現在はこの病気に関する知識の普及を目指す一般社団法人パール・オブ・ウィズダム・ジャパン理事の難波美智代氏はこう話す。
「中高年の男性向けの講演会などでお話ししても、女の体のことなど知らんという感覚の男性が多いという実感はありますね。
『でも、子宮頸がんは男性とセックスをしないとならないんですよ』とお話しすると、なぜか『あなたはセックスが好きなのか』とびっくりするようなことを訊いてこられる。正しい理解があれば……といつも哀しくなります。
 好きかきらいかは関係ない、この病気は誰にでも関係あるのですよと伝えて、ようやく話が噛み合うようになるんです」
いったい誰が悪いのか
では、私たちの知らない子宮頸がんとは実際のところ、どのような病気なのか。
「子宮がんのなかでも、子宮の入り口周辺に発生するがんを子宮頸がんといいます。そして子宮頸がんはHPV(ヒトパピローマウイルス)というウイルスへの感染が原因で発症することが多いのです」
こう話すのは、国立国際医療研究センター・国際感染症センターで感染症対策専門職を務める堀成美氏だ。
実は、HPV自体はごくありふれたウイルスだ。150~200以上もの種類があるが、なかには皮膚にできる、ごく普通のイボを作るものもある。
「一方、ハイリスクHPVのなかには、がんの原因となる型もあります。このハイリスクHPVの一部は、性器の内部にある細胞をとくに好んで、そのなかに入り込む性質がある。そのため、セックスによる粘膜の接触が、主要な感染経路になるのです」(堀氏)
主に、セックスで感染する—。つまり女性に感染する前に、男性器にウイルスが定着、感染していたから、女性はHPVを受け取ってしまうのだ。
こう聞くと、冒頭の女性の夫のように、「ほら見ろ、俺は何ともないのに妻がウイルスを持っているなら、誰かと浮気したんじゃないか」と考えてしまう男性もいるかもしれない。
日本家族計画協会クリニック所長の北村邦夫氏はこう指摘する。
「たしかに、HPVは性交経験がある男女であれば誰でも感染する可能性があり、男性にも影響があります。
HPVのなかでも6型、11型は男性も発症する尖圭コンジローマを引き起こします。男性の陰茎がん、肛門がん、咽頭がんなども16型、18型のHPVが原因となる場合がありますが、発生頻度が子宮頸がんの10%程度と低いのです」
不潔な男性器が原因か
つまり、男性は感染しても病気に至ることがまれなために、ほとんどの男性はHPVのことを意識していない。ウイルスを持っていながら、それを意識せず女性に感染させてしまうことも多いのだ。前出の夫のように短絡的に浮気を疑うのは筋違いも甚だしいということだろう。
~~~以下の部分が読むに耐えない!↓
読みたくない人は読み飛ばして!↓
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こうして、これまであたかも女性にばかり原因があるかのように言われてきたHPV感染には、男性も大きな役割を果たしているという知識がいま少しずつではあるが普及し始めている。すると、それにつれて長年、一方的な偏見に苦しめられてきた女性たちのなかからは、こんな声も上がり始めている。
「そもそも、男性のペニスが汚なすぎるんじゃないですか。私の彼も仮性包茎だけど、気分が盛り上がると、セックスの前にシャワーもしないで挿入したり、口に押し込んできたりする。こんな真夏に、一日外で働いていたら、毎日お風呂に入っていたって皮のなかが蒸れて恥垢がすごいことになっているのに」(36歳・派遣社員)
「彼は洗わないままのアソコを私が触ったり咥えたりするのが好きだと言って、汚いものを私が受け入れるのをよろこぶんです。そんなに言うならと我慢してきましたが、単に私のことも、健康のことも、ちゃんと考えられない男性だったんだと思うと情けなくて」(27歳・教材会社勤務)
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読むに耐えないのはここまで。

 こんな女性たちの声を受け、女性週刊誌『女性セブン』も、7月25日号で〈男性が突きつけられるべき「自分の性器を洗え!」子宮頸がん「ワクチン論争」の前に考えることが—〉と題した特集を掲載。男性と女性の大論争に発展しているのである。
 実際のところ、この子宮頸がんを取り巻く、女性原因説=子宮頸がんになった女性は多くの男性とセックスしていたせいで発症したという主張と、男性原因説=男性が性器を不潔にしていることが女性のHPV感染の主原因とする主張は、どちらに軍配が上がるのか。それともどちらも誤りなのか。
 まず女性原因説について、感染症が専門の前出、堀氏はこう解説してくれた。
「たしかに、たくさんの人とセックスする機会があれば、当然、HPVに感染するリスクは高まります。
 しかしHPVに感染するということと、子宮頸がんになるということはイコールではない。このウイルスに感染しても、1~2年以内に90%以上の人が自分の免疫力でウイルスを排除してしまいます。
 さらに、最終的に子宮頸がんになったからといって、即、たくさんの男性と遊んでいるとか、浮気しているという論理は成り立ちません。そもそも子宮頸がんのなかにはHPVが原因でないものもある。処女でも子宮頸がんになった人はいるのです」
 男性経験が豊富だから子宮頸がんになるという俗説に根拠がないことはデータからも裏付けられている。
「これまでの人生でセックスした相手の人数と子宮頸がんになったかどうかの統計を取ってみると、経験人数0人の女性と経験人数1人の女性では、その割合に歴然とした差があります。
 しかし、経験人数が2人以上になると、割合はあまり変化がなくなってくる。たとえば5人という女性と10人という女性ではもうそれほど変わらない。
 ここからは価値観の問題です。10代、20代と生きてきて、かりに経験人数が5人ならまあ普通で、10人なら多いと感じるなら、経験人数が多かろうが普通だろうが、発症する人の割合はたいして変わらないことになる。実際にはコンドームを使用する習慣があるかなど他の要因も大きく影響しますから、経験人数だけで論じてもあまり意味はないのです」(堀氏)
むしろ、性的に活発な人ほどコンドームの使用率が下がる傾向もあり、そのことのほうが注意すべき要因だというのだ。
 次に男性原因説、男性がまずセックスの前にペニスをきちんと洗うようにすれば、HPVの感染拡大が防げるという主張は正しいのだろうか。本誌は複数の専門家に意見を求めたが、
「性器を洗っていても、尿道のなかまで洗えていなければ感染すると思います」(あきこクリニック院長・田中亜希子医師)
「(ペニスを洗えば)性感染症全般にリスクを軽減はできます」(産婦人科医・性科学者の宋美玄医師)と思ったほど強い肯定的な回答はなかった。
日本人だけの風習がある
 女性医療クリニックLUNAグループ理事長の関口由紀医師はこう解説する。
「ペニスを清潔にすることでリスクを軽減はできます。ペニスに限らず、お風呂に入らないで不潔にしている人の発がんリスクは高いことがわかっています。
 しかし、セックスの前に入浴するというのは日本だけの独特な風習で、世界的にはほとんどの場合、セックスの前にお風呂には入りません。日本は水がたくさんある環境だから入浴ができるのです。
 ですから、性交の前に男性が性器を洗わないことがHPV感染拡大の本質的な問題というわけではありません。繰り返しますが、もちろん、洗うにこしたことはないのですが」
 前出の堀氏はこう指摘した。
「たしかに、仮性包茎の男性の亀頭部分は組織がやわらかく、そういう組織を好んで棲みつくウイルスや病原体もいます。
 エイズの病原体HIVもそうです。エイズが猛威を振るっている南アフリカでは、男性はHIV検診を受けて陰性、つまりまだ感染していないと、包皮切除手術のチケットがもらえます。これは、包皮を切除すれば男性側の感染リスクが劇的に下がるからです。
 汚いよりきれいなペニスが健康上もマナーのうえでもいいことは確かです。
 しかしHPVに関しては、一度でもセックスをすれば、多くの人が普通に感染するリスクがあると知ること、そのうえでコンドームの使用を心がけたり、ワクチンのリスクを知ったうえで接種の判断をしていくなど、冷静に対策を考えていくことが重要なのではないでしょうか」
 俗説に惑わされ、女が悪い、男が悪いといがみ合っても意味はない。
がんという被害に遭うのは圧倒的に女性が多いことを認識し、まずは男性の側もペニスを清潔にすること、そして不幸にしてパートナーが罹患した場合には、心ない偏見でさらに女性を傷つけないことを心がけたい。
 それが大人の男に求められる、最低限のマナーだと言えるだろう。
「週刊現代」2013年8月10日号より

日本中のいたいけない少女たちが、副作用や不妊になるというリスクにさらされながらほぼ無理やりワクチンを接種させられているんだから、日本の少年たちも、包皮を切除してほしい。その方が女性たちの受けるリスクも下がるし早漏も減る。