辺野古移設、作業を続行=菅官房長官「中止の理由ない」
県が日本の国が外国と決めたことをくつがえすような命令など出せるわけがない。
辺野古の作業を止めて、新基地建設阻止をしてアメリカの基地の移転をもっと遅らせて何をしたいのか。
工事でサンゴ礁が破壊されたとしても、もしも沖縄がチュウゴクに乗っ取られたらもっと自然環境は破壊されるんだから。
もしもアメリカ軍のキャンプがなくなったとしたら日本軍がかわりに沖縄に来ることになると思う。
日本軍がアメリカ軍のキャンプ地跡に入ったとしても、うるさいし危ないから他所に移転してくれと住民は抗議するだろう。
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辺野古作業停止を指示 知事「腹を決めた」
2015年3月24日 05:30
沖縄県は30日までに全ての作業を停止するよう防衛局に指示した
従わなければ昨年8月に出した岩礁破砕許可を取り消す
防衛局は大型ブロックは破砕許可の対象外と説明されたと反論
安慶田(右)、浦崎(左)両副知事とともに、新基地建設阻止で「腹を決めた」と話す翁長雄志知事=23日午後、県庁
県が沖縄防衛局に対し提出した海上作業の停止を指示する文書(画像の一部を加工しました)
翁長雄志知事は23日午後、名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局が県の岩礁破砕許可を受けた区域の外でサンゴ礁を破壊した可能性が高いとして、昨年8月に許可した条件に基づき、30日までの7日以内に海底面を変更する全ての作業を停止するよう指示した。翁長知事は県庁内で会見し「漁業調整規則違反の懸念が払拭(ふっしょく)できない」と強調。指示に従わなければ、岩礁破砕の有無にかかわらず許可を取り消す考えを示し「腹を決めている」と語った。
県によると、岩礁破砕の許可をめぐり県が国に対し作業停止を指示するのは初めて。
県は許可区域の内外を問わず、作業しないよう指示したことになる。防衛局が現場で進めている海底ボーリング調査や仮設桟橋の建設も含んでおり、当面の海上作業に影響が出る。
県は19日、米軍が許可していない臨時制限区域内の立ち入り調査を申請、「できるだけ早い3日間の立ち入り」を求めている。防衛局には「制限区域を共同使用する者として県の調査が円滑に行われるよう責任ある対応」を要求した。
防衛局が作業停止した場合、県は米軍から許可を得た時点で、速やかに制限区域内の潜水調査を実施。岩礁の軽微な破壊が確認されれば、ブロック撤去と原状回復を求めるとみられる。大規模な破壊が見つかれば、すぐに許可を取り消す可能性がある。
県は防衛局が1月下旬以降に辺野古沿岸の海底に設置した大型コンクリートブロックが許可区域外のサンゴ礁を破壊した可能性が高いと指摘している。
防衛局は、ブロックがフロート(浮具)などを固定するアンカー(投錨(とうびょう))の役割を持ち、県から岩礁破砕の許可対象にならないと説明されたと反論。一方、翁長知事は会見で「ブロック投下が岩礁を破砕していれば、許可を要する行為と思う」と認識が食い違っている。
沖縄防衛局は23日午後2時半ごろに県から文書2件を受け取ったとし「内容を確認中」とコメントした。
仲井真弘多前県政が、漁業調整規則に基づき岩礁破砕の許可を出した際「漁業調整や公益上の事由などで指示する場合は従うこと」と条件を付け、「申請外の行為をし、または付した条件に違反した場合、許可を取り消すことがある」と定めていた。
【ことば】 岩礁破砕 海底の岩石とサンゴ礁を破壊し、岩石や土砂を採取する作業。県は昨年8月、沖縄防衛局が米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けた埋め立て工事の一環として、県漁業調整規則に基づき申請した岩礁破砕を許可し、米軍や工事用船舶以外の航行を禁じる臨時制限区域の内側に岩礁破砕許可区域(172ヘクタール)を設定した。しかし県は今年2月、防衛局が海底ボーリング調査再開のため海中に投入した大型コンクリート製ブロックがサンゴ礁を傷つけているとして、許可区域外での岩礁破砕に該当する可能性が高いと指摘、防衛局は否定している。
http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=108443
辺野古ボーリング調査継続 知事の停止指示無視
沖縄タイムス 3月24日(火)11時3分配信
翁長雄志知事が全ての作業を中止するよう指示した翌日も作業員が上がるスパット台船と、監視するカヌー隊=24日午前10時すぎ、名護市辺野古
【名護】名護市辺野古への新基地建設で、翁長雄志知事が沖縄防衛局に7日以内に作業の全面停止を指示した翌24日午前、防衛局は海底ボーリング調査を続けている。翁長知事の指示を無視した格好で、防衛省幹部は「引き続きのボーリング調査だ」と作業継続を認めた。
午前10時現在、海上のボーリング調査用のスパット台船2基は、くいが海中に入ったままで、作業員が数人いる。作業船のクレーンが一時、動いている様子も確認できた。
米軍キャンプ・シュワブゲート前では新基地建設に反対する市民らが「ボーリング調査を今すぐやめろ」と抗議した。沖縄平和運動センターの山城博治議長は「防衛局は知事の中止指示を速やかに実行すべきだ。知事の号令の下に我々も集い、中止を訴えていく」と強調した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150324-00000009-okinawat-oki
辺野古移設、作業を続行=菅官房長官「中止の理由ない」
時事通信 3月24日(火)10時24分配信
菅義偉官房長官は24日午前の記者会見で、沖縄県が防衛省沖縄防衛局に停止を指示した米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設作業に関し、「海上ボーリング調査は、環境保全に万全を期して本日も粛々と進める」と明言した。県の指示に従わない方針を明確にした形で、同県の翁長雄志知事は期限とした30日以降、作業に伴う岩礁破砕許可の取り消しを最終判断する。
翁長知事は23日、沖縄防衛局に対し、辺野古移設に向けた全ての海上作業を停止するよう文書で指示。これに対し、菅長官は24日の会見で「文書の内容を精査しているが、現時点において作業を中止すべき理由は見当たらない」と重ねて強調。当面の対応に関しては「文書の記載内容について県の担当者に確認するとともに、防衛省として(政府の考えを)説明したい」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150324-00000053-jij-pol
米「辺野古移設、計画通りと認識」 翁長知事を牽制
テレビ朝日系(ANN) 3月24日(火)10時32分配信
沖縄県の翁長知事がアメリカ軍普天間基地の名護市辺野古への移設に伴う海での作業を停止するよう指示したことに対し、アメリカ国務省は、移設は計画通り進むという認識を示しました。
米国務省・ハーフ副報道官:「代替施設の建設は、日米間の長年にわたる作業の結果だ。移設は計画通り進むと理解している」
国務省のハーフ副報道官は、普天間基地の辺野古への移設は沖縄のアメリカ軍再編に向けた重要なステップだと強調しました。そのうえで、住民の負担が軽減されるだけでなく、アメリカ軍の能力の維持につながるとしています。沖縄県の翁長知事は23日、県が許可した海域以外で防衛局がサンゴを破壊した可能性が高いとして、7日以内に海での作業をすべて停止するよう指示を出しました。従わない場合には、許可を取り消すこともあるとしています。
(C) CABLE NEWS NETWORK 2015
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20150324-00000008-ann-int