救急車出動せず大学生死亡、遺族と山形市が和解へ
「あの、、、。風邪をひいてすごくしんどいんですけど、、、救急車、、お願いします、、。」
「歩けますか~?自分でタクシーで行けますか?」
「え、、、?ああ、、、。はい、、、。電話番号を教えてもらえたら、、、。」
「じゃあ、電話番号言いますね~。××××、、、。」
「ありがとうございました。」
その後、大学生は自宅で死亡した。その時の様子を録音したものを以前、TVで流していた。大学生は、意識がもうろうとした感じのろれつが回っていないゆっくりした声でしゃべっていた。本当にとても苦しそうな感じの声で、なぜ、救急車が出動しなかったのか不思議。
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救急車出動せず大学生死亡、遺族と山形市が和解へ
TBS News-i 2015/3/18 06:35
山形大学の男子学生が119番通報したものの救急車が出動せず、その後、死亡した問題で17日、遺族と山形市が裁判所の和解案に合意しました。
この問題は、2011年に山形大学の2年生だった大久保祐映さんが体調を崩し、119番通報するもタクシーで病院に行くよう促され、その後、アパートで死亡しているのが見つかったものです。遺族は山形市が救急車を出動させなかったのは規定違反だとして、損害賠償訴訟を起こしていました。 山形市は過失はなかったと一貫して主張し、裁判は平行線 をたどりましたが、17日の電話会議で山形市側が1500万円の和解金を支払うこと、問題の総括を公表すること、消防の研修プログラムに再発防止策のカリキュラムを取り入れること、の3点からなる和解案に双方が合意しました。 和解は 市議会の承認を経て、今月30日に成立する予定です。(17日20:53)