中国地図に日本語名「尖閣」 外務省がHPに掲載 | 日本のお姉さん

中国地図に日本語名「尖閣」 外務省がHPに掲載

中国地図に日本語名「尖閣」 外務省がHPに掲載
TBS News-i 2015/3/17 01:13
中国の政府機関が1969年に発行した地図に、沖縄県の尖閣諸島を日本語名で「尖閣群島」などと表記していることが分かり、外務省がホームページ上に掲載しました。
外務省のホームページに掲載された地図は、日本の国土地理院に当たる中国の政府機関が1969年に発行したものです。 尖閣諸島の魚釣島について、現在の中国政府の呼び方である
「釣魚群島」や「釣魚島」ではなく、「尖閣群島」「魚釣島」などと日本語名で表記されています。中国政府は、この地図が発行された後の1970年代になってから、尖閣諸島の領有権を主張し始めています。 岸田外務大臣は6
日、「こうした資料を活用して対外的な発信を行っていく方針だ」と地図の公開に前向きな考えを示していましたが、中国側は反発を強めそうです。(16日21:12)
http://news.merumo.ne.jp/article/genre/2623827
中国の地図「尖閣は日本領」 46年前発行…外務省が公表
産経新聞 3月16日(月)21時48分配信
外務省は16日、尖閣諸島(沖縄県石垣市)を日本領土として表記した中国の1969年発行の地図をホームページ(HP)で公表した。尖閣の領有権を主張する中国が当時、日本の領土として認識していた事実を国内外に示す貴重なデータとなりそうだ。
地図では尖閣諸島を「尖閣群島」と表しているほか、尖閣諸島の西端に位置する「魚釣島」の名前も日本名で明記されている。
自民党の原田義昭衆院議員が入手し、2月23日の衆院予算委員会で紹介した。原田氏は日本の国土地理院に該当する中国の部署が出版したと指摘。また、毛沢東の語録が載せられているとも説明した。
これに対し、岸田文雄外相は「貴重な資料」と評し、安倍晋三首相も「新資料で示された通り、尖閣は歴史的にも国際法上もわが国固有の領土だ。この姿勢が変わることはない」と主張していた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150316-00000579-san-cn&pos=3
2015.1.29 09:15
尖閣は台湾の一部…中国サイトずさんなプロパガンダ
中国政府が開設した尖閣諸島(沖縄県石垣市)に関するサイトで、取り上げた資料の解釈に多くの誤りがあると、日本の専門家から指摘の声が上がっている。領有権の根拠とする文献資料を掲載するが、18~19世紀に発行された欧州の単なる航海情報誌を取り上げるなど、杜撰(ずさん)な点が目立つ。専門家は「資料の解釈をねじ曲げてでも、国際世論に訴えようとするプロパガンダ(政治宣伝活動)サイトだ」と批判する。(奥原慎平)
サイト「釣魚島(尖閣諸島の中国名)-中国固有の領土」は昨年12月30日、中国国家海洋局が開設した。
「歴史事実と国際的法理を踏みにじる(日本の)行為を打ち負かす自信と能力がある」など過激な文句とともに、中国側の主張を裏付けるとする古地図や文献、国内外の論文リストを掲載する。
だが、日本の尖閣研究家は、このサイトで紹介された2冊の欧州の本に着目する。19世紀に英国で発刊された「経緯度表」(Jパーディ著)と、18世紀にポルトガルで発刊された「航海術教本」(Mピメンテル著)だ。どちらも航海士育成などの目的で、東アジアの航路について説明した書物だとみられる。
「経緯度表」には、島名が羅列された一覧表があり、「台湾」の直後に尖閣諸島と思われる島の名前が並ぶ。中国側は、釣魚島は台湾の一部であり台湾とともに中国に属する、と主張する。日清戦争後の下関条約(1895年)で台湾を日本に割譲したが、昭和27年の条約失効により、台湾と、その一部である釣魚島の領有権も中国側に戻ったという理屈だ。
だが、尖閣問題に詳しい長崎純心大の石井望准教授(尖閣史)は「『台湾の次に釣魚島に行った』という航海記録を参考に記述したに過ぎない」と分析する。
「航海術教本」も精査すると、日本の欄に赤道直下の島が含まれたり、台湾の欄にフィリピン・ルソン島が記載されるなど、島の帰属を表したといえない記述が多い。
中国側の主張に対し、日本政府は「尖閣には領土問題は存在しない」との立場をとる。今回のサイトについても外務省中国・モンゴル第1課の担当者は「(領土問題は存在しないという)わが国の立場は揺らがない。中国の独自の主張にも外交ルートを通じて、しかるべく対応をとった」とする。
だが、筑波大名誉教授、尾崎重義氏(国際法)は「中国側は法律家や歴史家からみると根拠になりえない資料も、精査もせずにアピール材料として出してくる。稚拙な解釈でも資料が増えれば、海外の世論に誤解を招きかねない。日本も政府、学者、マスコミを含め総力戦で反論せねばならない」と懸念を表明した。
中国政府のプロパガンダサイトは今後、日本語、英語、フランス語、ドイツ語、アラビア語にも翻訳される見通しだという。
中国側がサイトで提示した『経緯度表』は、世界各地の経度と緯度を記した航海用資料だ。
尖閣の前に台湾最北端の経緯度が示されるページがあることから、中国側は「尖閣は台湾に付属する」ことの証拠だと取り上げた。だが、この資料は実のところ、「釣魚島・台湾諸島一体説」を否定している。例えば台湾全島を示す別のページには、尖閣諸島が含まれていない。
他のページをみると、台湾全島は「中国海」(南シナ海)に含まれ、中国大陸南部の沿岸各地を詳しく載せていた。一方、尖閣諸島は琉球と同様に「東海」(東シナ海)の中に書かれている。尖閣、宮古八重山諸島、琉球の順となっている。中国側の訴えとはまったく逆に、尖閣は琉球列島に属することを示した資料といえる。
一方の『航海術教本』では、台湾と同じ欄に掲載された「レスマゴス」という島を、中国側は釣魚島だと主張している。
だがレスマゴスは、文献によって尖閣諸島を指す場合もあれば、八重山諸島を指す場合もあり、一様には言えない。航海術教本のレスマゴスは、北緯のml記述から見て、台湾北方にある「棉花嶼(めんかしょ)」だとみるのが妥当といえる。当時の技術でも、緯度は天体に基づき比較的、正確に計測されていた。
http://www.iza.ne.jp/kiji/politics/news/150129/plt15012909150003-n1.html
尖閣北西300キロ地点に中国軍事拠点 菅官房長官が牽制 (1/2ページ)
2014.12.22 20:27
作業が進む中国浙江省・南●(=鹿の下に机のつくり)島のヘリポート整備区域=11月(共同)【拡大】
菅義偉官房長官は22日の記者会見で、中国軍が尖閣諸島(沖縄県石垣市)から約300キロ北西に軍事拠点を整備しているとの一部報道を受け、「中国は東シナ海をはじめ周辺の海空域で活動を急速に拡大、活発化しており、引き続き動向を注視したい」と牽制した。
同時に「個々の具体的な情報について、わが国の情報収集能力が明らかになるのでコメントは控えたい」と述べるにとどめた。
共同通信の報道によると、中国軍は尖閣諸島に近い浙江省・南●(=鹿の下に机のつくり)(なんき)列島で、軍事拠点の整備に着手しており、すでに最新鋭レーダーを設置し、ヘリポートも整備中。軍用機の滑走路建設計画も浮上しているという。
自衛隊や米軍の基地がある沖縄本島は尖閣諸島から約400キロ離れているが、同列島はそれよりも約100キロ近い。中国軍の軍事拠点化が進めば、日本政府は尖閣諸島をはじめ南西方面の防衛戦略の練り直しを迫られそうだ。
同列島では、南●(=鹿の下に机のつくり)島に今秋、軍事拠点整備のため数百人の軍関係者が上陸し、インターネット通信網の敷設が始まったとされる。南●(=鹿の下に机のつくり)島には以前から小人数の海軍兵士が駐留していたが、2013年ごろには空軍が進出し、将来的には陸海空3軍の部隊をそろえる方針とみられている。

中国軍には、日米との軍事衝突に備え、対処能力を高めるとともに、東シナ海上空に設定した防空識別圏の警戒監視態勢を強化する狙いがあるとみられる。
ミャンマー軍爆弾で住民死傷、中国外務省が強い懸念表明
TBS News-i 2015/3/17 01:12
ミャンマー空軍の爆弾が国境を越えて中国側に着弾し、住民13人が死傷したことについて、中国外務省は強い懸念を表明し、ミャンマー側に改めて自制を促しました。
「ミャンマー側が中国の懸念に厳粛に対処し、着実に自制を保ち、出来るだけ早く事態を鎮静化するよう改めて促す」(中国外務省 洪磊報道官) ミャンマー北東部では、先月9日からミャ
ンマー軍と少数民族コーカン族の武装勢力による戦闘が続いていますが、13日午後、ミャンマー空軍の戦闘機の爆弾が国境を越えて中国・雲南省の農村に着弾し、住民5人が死亡、8人が負傷しました。 中国国防省の報道
官は、今後再びミャンマー軍機が中国の領空を侵犯したり、領土の安全を脅かすようなことがあった場合、「断固とした措置を取る」としていて、戦闘機による国境付近の警戒を強化するなど、緊張が高まっています。 コーカン族が
中国系の少数民族であることから、中国側の住民が武装勢力を支援しているとの情報もあり、中国とミャンマーの関係悪化が懸念されます。(16日20:45)
http://news.merumo.ne.jp/article/genre/2623828