尖閣諸島めぐるウェブサイト、中国に削除要請
尖閣諸島めぐるウェブサイト、中国に削除要請
TBS News-i 2015/3/5 01:04
菅官房長官は、沖縄県の尖閣諸島について、「中国固有の領土」などと宣伝している中国国家海洋局のウェブサイトを削除するよう中国政府に求めていることを明らかにしました。
「尖閣諸島というのは歴史的にも外交的にもですね、わが国固有の領土であり、現にわが国が有効に支配をしております。こうした観点からですね、昨年末にこのウェブサイトを開設された際に、外交ルートを通じて中国側に厳重に抗議しました。これを即刻削除するように求めたわけでありますけれども、今回も改めて厳重に抗議をしたところでであります」(菅義偉 官房長官) 中国国家海洋
局は、去年、「釣魚島―中国固有の領土」と題したウェブサイトを公開し、尖閣諸島について「中国の領土の不可分の一部」「日本が『発見』する以前に数百年にわたって管轄を実施してきた」などと、中国政府の主張を掲載しています。 そし
て、4日、新たに英語版と日本語版のサイトを開設したことを受け、日本政府は北京の大使館を通じて中国政府に改めて抗議しました。菅官房長官は、「事実関係を歪曲して中国独自の主張を改めて述べていると受け止めており全く受け入れられる内容ではない」と強調しています。(04日18:49)
尖閣“領有”日本語サイト 中国海洋局、英語版も開設
産経新聞 3月5日(木)7時55分配信
【北京=川越一】中国国家海洋局は4日、昨年12月に立ち上げた尖閣諸島(沖縄県石垣市)に関するウェブサイト「釣魚島(尖閣諸島の中国名)-中国固有の領土」の日本語版と英語版を開設した。
サイトでは同諸島について「中国が最も早く発見、命名かつ利用した」などと主張。中国領としている明、清代の地図を列挙する一方、同諸島を日本領土としていた共産党機関紙、人民日報の記事や中国の地図の存在は伏せている。国営新華社通信は「国際社会に事実と真相を理解させるため」と開設理由を説明している。
■菅官房長官、「事実歪曲」削除を要求
菅義偉(すが・よしひで)官房長官は4日の記者会見で、中国国家海洋局が尖閣諸島の中国領有権を主張するウェブサイトの日本語版と英語版を開設したことについて「事実関係を歪曲(わいきょく)して中国側の独自の主張を改めて述べている。全く受け入れられる内容ではない」と批判し、中国側にサイトの削除を要求したことを明らかにした。在中国日本大使館の参事官が中国側に行った。
菅氏によると、国家海洋局が昨年末に中国語によるウェブサイトを開設した際にも、外交ルートを通じて中国側に厳重抗議し、即刻削除するよう求めた。
菅氏は、日本語版の開設にあたり「今回も改めて厳重に抗議した」と述べた。また「尖閣諸島は歴史的にも外交的にもわが国固有の領土であり、現にわが国が有効に支配している」と改めて強調した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150305-00000079-san-cn
2015.3.4 21:07
挑発活発化か 「尖閣」で日本語・英語版サイト「中国固有の領土」の主張と今後
【北京=川越一】中国国家海洋局は4日、尖閣諸島(沖縄県石垣市)に関する特設ウェブサイト「釣魚島(尖閣諸島の中国名)-中国固有の領土」の日本語版と英語版を開設した。
サイトは「中国政府の基本的主張」を示した上で、自然環境、歴史的根拠、文献資料、法律文書、学者の論著、最新情報、映像資料といった項目を設け、一方的な主張を展開している。
「基本的主張」の中では尖閣諸島周辺海域について、「魚介類の資源が豊富で、中国漁民の伝統的な漁場でもある。それ以外にも石油と天然ガス資源も豊富である」と説明している。
中国が尖閣諸島の「領有権」について独自の主張をするようになったのは、国連の報告書で東シナ海に石油埋蔵の可能性があることが指摘された後の1971年になってから。この動きと符合する主張は、資源獲得を狙う中国側の思惑をうかがえる。
また、尖閣諸島の主権が中国に属する歴史的根拠として、(1)中国が最も早く釣魚島を発見、命名且つ利用した(2)中国は釣魚島を長期に亘って管轄してきた(3)中国と外国の地図において釣魚島が中国に属すると示されている-を挙げている。
サイトは、尖閣諸島の無人島「大正島」について、明代の1403年に完成した史籍「順風相送」に中国名の「赤尾嶼」との記載があるとし、「これは、早くも14、15世紀に、中国はすでに釣魚島を発見し、命名したことを示している」と主張している。
さらに、「使琉球録(1579年)」「皇明象胥録(1629年)」「坤輿全図(1767年)」「皇朝中外一統輿図(1863年)」など、明代、清代に編纂(へんさん)された地図を列挙し、「いずれも釣魚島を中国版図の一部としている」と強調しているが、尖閣諸島を日本の領土として扱っていた中国共産党機関紙、人民日報の記事や中国の地図の存在は伏せている。
中国国営新華社通信によると、国家海洋局は日本語サイトなどの開設について、「国際社会に事実と真相を理解させ、中国が争いのない(尖閣諸島の)主権を有していることをさらに公表するため」との見解を示している。
サイトは「最新情報」として、2014年1月27日以降、36回にわたって中国海警局の公船が「領海内を巡航」とアピールしている。海上保安庁は2月28日にも、尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域を航行する中国海警局の公船を確認しており、サイト開設を契機に、さらに挑発的な活動が活発化することが懸念される。
日本語サイトのアドレスはhttp://www.diaoyudao.org.cn/jp
これがチュウゴクだ。ウソも平気でつく。
ずうずうしく、外国の土地を奪おうといろんな工作をしかけてきている。
チュウゴクはフィリピンの島々やベトナムの島々は武力で簡単に奪ってしまった。