危険なことは、普段からやったらアカン
故意ではなく、夫婦の内のどちらかがパートナーを殺してしまったという事件がある。夫婦で、いつもの調子でプレイしていたら起きてしまった事故。
相手が死ぬような危険なことは、普段から「やったらアッカ~ン」と思います。
DVで相手を殺してしまう人も普段通りに殴っていただけで殺すつもりはなかったのだと思います。普段からパートナーや子供をボカスカ殴っているから事件が起こる。
普段からどんな相手にも暴力を振るってはいけないとニュースが教えています。殺人は罪です。聖書によると、心の中で、「こんなヤツいなくなればいい」と思った瞬間、殺人を犯したのと同じだと神様が言っておられます。心の中に芽生えた気持ちが抑えられなくて、実際に殺せば「殺人罪」です。
理性と知性と教育のおかげで、みんなは腹が立っても我慢して人を殴ったり殺したりしないで平和で安全な社会を築き上げています。
カッとなったら抑制が効かない人は、人を殺してしまいます。
でも、神様は心の中は、みんな同じ罪を持っているのだと言われます。
心に罪を持っているから罪を犯してしまうのです。
そんな罪びとは、死後に聖い神様の国である天国に行くことはできません。
ただ、神様のお恵みにより、神様のひとり子が身代りに人類の罪の罰を背負って死んで三日目によみがえられ、40日目に天に帰られたことを
信じる者は罪を赦されて死後の裁きから救われます。
生きている間も神様に祈って助けていただきながら、生きていくことができます。信じる者は救われるとは、そういうことを指すのです。
「信じ無い者はすでに裁かれている」とも聖書には書いてあります。
神様の願いは、神様に創造されながら、神様を離れて、好き勝手な偶像を拝んでいる人間がひとりでも多く本当の創り主(ぬし)を信じて、死後に神様の国に入ることです。つまり、神様は人間一人一人を愛しておられて地獄から救いたいと思っておられるのです。
肉欲を追及しても空しさが増すだけです。
肉体の要求は限度が無く、追求していくと死ぬことになります。
人間の心の中の空しさは神様を信じることによってしか満たされないのです。
そういう風に神様が人間をお創りになったからです。ぜひ、神様の気持ちに応えて、罪を赦してもらって天国に行ける者になってください。
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原作は一億部超え!世界中で超話題の『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』とは!?
2015年2月14日
「日本の女性たちも、もっとセックスについて話すといいわね」
ロマンス小説『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』を知っていますか? 世界中の女性たちをとりこにし、社会現象まで巻き起こしている、1億部を超える超ベストセラーです。その映画化作品が、本日公開されました。
もう、ズバリ言っちゃいますと、とにかくセックス描写満載の小説で、それがどのくらい映像化されたのかが気になるところ。昨年7月に、予告映像がオンラインで発表されたとき、アクセスが殺到し、1週間で再生回数1億回突破という、本の売り上げと同じく驚異的な記録となりました。ところが、本編は公開ギリギリまで解禁しないという方針のため、マスコミ関係者向けの試写会も公開前日まで行われませんでした。
小説を読んで興味をかき立てられる中、原作者であり、映画のプロデューサーであるE
L ジェイムズさんが来日。1月15日、彼女にインタビューしてきました。
赤裸々なセックス描写が話題と言っても、恋愛経験のない奥手な女子大生が、若き大富豪でギリシャ神のように美しい男性と出会って恋に落ちるという、夢のようなラブストーリーが中心の本作。でも、注目を集めているのは、ラブストーリーの先にある、かなり刺激的な展開です。その辺りも含めて、ジェイムズさんにたくさんの質問をぶつけてきました!
「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」
2015年2月13日(金)<バレンタイン>全国ロードショー
(C) 2015 Universal Studios.
配給:東宝東和
公式サイト:http://fiftyshadesmovie.jp/
インタビューの前に、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』を知らない人のために、ストーリーを紹介します。
間もなく卒業を控えた21歳の大学生アナスタシア・スティール(ダコタ・ジョンソン)、通称アナは、親友の代理で学生新聞の取材を頼まれ、有名企業の起業家でCEOの億万長者、27歳のクリスチャン・グレイ(ジェイミー・ドーナン)にインタビューすることに。
引っ込み思案で、恋愛経験ゼロのアナは、会った途端に謎めいたクリスチャンに引きつけられてしまいます。一方、傲慢で全てを支配したがるコントロール・フリークのクリスチャンも、これまで誰かを真剣に愛したことがありませんでしたが、アナの純粋さと芯の強さに引かれていきます。
住む世界が全く違うクリスチャンに引かれ、自分の気持ちに戸惑うアナ。
クリスチャンとのロマンスが始まることに胸をときめかせるアナ。ところが、彼は2通の契約書をアナに差し出します。1通は2人の間に起こることを決して口外してはならないという秘密保持契約書で、もう1通はクリスチャンと付き合う女性が守るべきルールが詳細に定められた契約書でした。クリスチャンが求めていたのはロマンスではなく、セックスを主体とした主従関係で、しかもそれは普通のセックスではなく、一般的にはSMプレイと思えるものだったのです。
恋愛はしないと宣言するクリスチャンは心に闇を抱えていた。
アナはクリスチャンから、過去のある経験が理由で、自分が優位に立って女性を完全支配する特異な関係しか持てないと告白されます。初めて好きになった男性と普通の恋愛ができないことにショックを受けるアナでしたが、セックスの達人であるクリスチャンによって快感に目覚めていき、欲望と愛の間で揺れ動きます。やがて、愛を知らないクリスチャンも、アナに本気で引かれていく自分の気持ちに気付き、初めて芽生えた感情に動揺します。
高層ビルのペントハウス、クリスチャンの自宅で彼からセックスの手ほどきを受けるアナ。
「フィフティ・シェイズ(50通り)に歪んだ性格」と自認し、純粋に愛を求めることができないクリスチャン。彼への愛はどんどん深まるのに、このまま突き進んでいいのか悩むアナ。2人の危うい関係の行方は……?
――大変残念ながら、公開直前まで本編の映像は解禁されないとのことですが、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の原作者であり、映画版のプロデューサーでもあるジェイムズさんから見て、映画の満足度は10点中、何点ですか?
「9.5ね。足りない0.5は、私が書いたものだから、私のビジョンと監督のビジョンがピッタリ100%合うということはあり得ないということで、ほんの少しだけ引いたのよ」
――本作のキャスティングは世界中から注目されていましたが、主人公クリスチャン・グレイのキャストが変更されたときは、かなりの騒ぎになりました。当時は、どのようなお気持ちでしたか?
「プロデューサーとして、キャスティングに全て関わったのだけど、自分のビジョンがあるから、誰になったとしてもピッタリとは言えないのよね。チャーリー・ハナム(最初にクリスチャン役に決まっていた俳優)もとても良かったんだけど、残念ながら彼が降りてしまって、ジェイミーになった。ジェイミーは本当に良かったし、ダコタとの相性もすごく良かったの」
――私もジェイミーで良かったと思います!
「そうよね! 髪の色とかもクリスチャンに似ているし」
――ダコタもアナのイメージにピッタリだと思いますが、彼女に関してはいかがですか?
「私が考えていたアナよりは、ちょっと背が高いんだけど、何よりも青い目が美しいし、隣の家の女の子といった気さくさがあるし、すごくいいわよね」
――『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』という作品が語られるとき、やはりSMというテーマが注目されがちですが、私の印象では、SMプレイがアナとクリスチャンの間に立ちはだかる問題ではあっても、あくまでも2人の男女のラブストーリーであって、見守っていきたい、うまくいってほしい、とハラハラドキドキする作品だと感じました。SMというテーマが大きく注目されるのは、作者としてはいかがなのでしょうか?
「マスコミにはコンテンツが必要ということもあって、そういった意味では飛びつきやすい題材だったんじゃないかしら。だから、そこにばかり注目が集まってしまうけれど、あなたが言うように、核にあるのは情熱的なラブストーリーであって、映画もそうなっているわ。まあ、SMの部分は読者に受けた理由の1つではあると思うけどね」
――原作ではSM的な描写も含めて、セックスの描写がとても詳細で、具体的で、官能的ですが、映画では原作と比べてどのくらい実現されたと思いますか?
「原作通り、かなりエロティックに映像化されたと思うわ(笑)」
――それは期待できますね!(笑)
「楽しめるはずよ(笑)」
――サム・テイラー=ジョンソンさんが監督ですが、女性監督で良かったと思う部分はありますか?
「女性の監督になったのはたまたまだったんだけど、ハリウッドでは男性が主体になることが多いから、その中で女性が監督できたのは良かったわ。監督だけじゃなく、スタジオのスタッフも女性だったのよ」
――ジェイムズさんは、撮影現場にはいらっしゃったんですか?
「ええ、いつも行ってたわ」
――意見を言ったりしましたか?
「セリフの言い方とか、動きなんかにも意見を言ったわね」
――原作のファンは安心して映画を見られますね。この物語は、美しすぎる大富豪の男性と、ごく普通の、というか、どちらかと言うと地味な女子大生とのロマンスで、多くの女性たちに夢を見させてくれます。どのようにしてヒロイン像を考えたのでしょうか?
「そうね、ヒロインはイノセントな女性で、ヴァージンであるということが大事だったの。そうすると、年齢はかなり若い設定になるわよね。さらに、世間知らずで本の虫というキャラクターにしたかった。そこから考えていったわ」
――なるほど。アナがヴァージンだったことと、それなのにあっという間にセックスのとりこになったことに、ちょっと驚きました。
「初体験があまりにも良かったから、とりこになっちゃったのよ(笑)」
――それは現実にはあり得ない……ファンタジーですよね(笑)。
「そう、まさにファンタジーよ!(爆笑) 夢の世界ね」
――クリスチャンは夢の世界の人ですね(笑)。実は、私はクリスチャンを理解したいと思ったためなのか、アナよりもクリスチャン側で読んでしまうことが多かったんです。アナはもちろんクリスチャンも、あなたの分身のような存在ですよね?
ジェイムズさんから見たクリスチャンの魅力や、彼の好きなところを教えていただけますか?
「正直なところ。友達からも指摘されたんだけど、彼は高貴な精神の持ち主で、『こんなことをする』ということを何でも正直に言うわよね。そういう意味では、とても信頼できる人物。成功して財を成しているけれど、感情的にはまだ思春期というところも魅力かもしれないわ」
――では、インタビューの残り時間が少なくなってきたので、時間の許す限り次々と質問させていただきますね。もしも読者がアナのような立場になったら、どんなアドバイスをしますか?
「それは、とてもトリッキーな質問ね。そうね、まずは『気を付けてね』って言うわ。それから、『相手を信頼できるかどうか、よく見極めて』って言うくらいかしらねぇ(笑)」
――『フィフティ』シリーズを執筆されるにあたって、取材はどのようにされましたか?
「インターネット上にあふれている情報を基にリサーチをしたの。ポッドキャストやEメールを使って知識のある人に聞いたり、文献もたくさん読んだりしたわ」
――アメリカを舞台にしたのは、なぜですか?
「もともと、大好きだったファンタジー小説『トワイライト』のファン・フィクション(二次創作)として書き始めたので、『トワイライト』の舞台であるワシントン州をそのまま舞台にしたのよ」
――ワシントン州の描写がとても詳細ですが、取材に行かれたんですか?
「いいえ、グーグルのストリートビューで調べたのよ。本が出版された後、サイン会があったときに初めて行ったの。画面で見たのと同じ景色だったけど、ストリートビューでは坂道になっているのが分からないのよね。行ってみて、坂道があることにちょっとビックリしたわ(笑)」
――このシリーズを書く間、何か犠牲にしたことはありますか?
「全てよ! 当時は仕事をしていたから、仕事と書くこと以外、何もできなかった。(机にかじりつくポーズをしながら、足をバタバタさせ)テレビも見ない、映画も見に行かない、外出もしない、友達とも2年間会わなかったの」
――最初に投稿したとき、このような大ヒットになると思っていましたか?
「(あり得ないといった口調で)No!」
――書くことのモチベーションはどのようなものでしたか?
「あふれ出てくるような、書きたくてしょうがないという気持ち」
――今回の来日で、どんなことを感じましたか?
「日本は平和で、すごく落ち着いた感じね。あ、でも日本のような場所を舞台にしたシーンがあるSF映画『ブレードランナー』の世界感も感じたわ。あと、昨日知ったんだけど、日本の女性たちはセックスについて語らないし、すごくプライベートなことだと考えているのね。もっと話すようになったらいいなと思うけど、日本人的で良い感じだとも思うわ」
――では最後の質問、というかお願いです。ジェイムズさんは世界的なベストセラー作家となりましたが、日本を飛び出して、海外で仕事をしたいと思っている女性たちに、何かアドバイスをいただけますか?
「Do it! あれこれ考えたり、話したりしていないで、とにかく行動に移すのよ!」
写真(インタビュー)/小野さやか
http://wol.nikkeibp.co.jp/article/column/20150210/200086/?P=1&ST=life&n_cid=nbpwol_else