チュウゴク人殺人者―職員にかみついて裁判員裁判の初公判に出廷せず | 日本のお姉さん

チュウゴク人殺人者―職員にかみついて裁判員裁判の初公判に出廷せず

中国人被告不在の初公判…拘置所職員にかみつく
読売新聞 1月19日(月)13時50分配信
広島県江田島(えたじま)市のカキ養殖業「川口水産」で2013年3月、経営者ら9人が殺傷された事件で、殺人や殺人未遂などの罪に問われた中国人の元技能実習生・陳双喜被告(32)に対する裁判員裁判の初公判が19日、広島地裁であった。
陳被告は収容先の広島拘置所で職員に暴行したとして出廷せず、被告不在で審理が始まる異例の事態になった。
陳被告は開廷予定の午前10時に出廷せず、同11時10分に上岡哲生裁判長が被告不在のまま開廷。上岡裁判長の説明では、陳被告は午前9時30分頃、同拘置所職員に出廷を促されてもかがみ込んで動かず、職員にかみつくなどし、「他人に危害を加える恐れがある」と別室に移されたという。
起訴状によると、陳被告は13年3月14日、勤務先のカキ加工場で経営者の川口信行さん(当時55歳)と女性従業員(同68歳)をスコップで殴ったり、包丁で胸を突き刺したりして殺害し、他の従業員ら7人にも重軽傷を負わせたとされる。