酵素ジュースの作り方
無農薬か減農薬のかんきつ類1kg
白砂糖約1Kgを仕込むと約1リットルのジュース原液ができます。
原液を3~6倍に希釈して飲みます。(好みに寄る)
・容器(柑橘系果実1キロなら4リットル、2キロなら8リットルの容器を用意)
梅干や梅酒、リッカー酒を付けるフタ付き瓶が適切。
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かんきつ類を水洗い。
ヘタや皮ごとタテに切り、それをさらに横に薄く切る。
白砂糖を容器の底に少し敷く。
その上に半円に薄く切った果実を少し入れる。
その繰り返しで5段~10段の層を作る。
最後に砂糖でふたをする。
だいたい、砂糖の量は果実の量の1.1倍。最後にフタをしないといけないから。
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白砂糖の方が、糖分の割合が黒砂糖より高い。
不純物が無いので失敗しにくい。
味も黒砂糖っぽいジュースでなく、果物の本来の味が出る。
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翌日の朝から手で「天地返し」をする。
砂糖が底にたまっているのでよく混ぜる。夜も手で混ぜる。
混ぜないでほおっておくと、ただのシロップになる。
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1週間混ぜると、砂糖が消えてジュース状になるので
手で混ぜなくてもよい。木や竹のへらで混ぜてよい。
でも手でやると手の常在菌が混じっておいしくなるそうです。
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10日目に、さらしなどの綿の布とザルでこす。
果物のカスは、パンに練り込んだり、さらに水を入れて発酵させて植木にかけて、そのまたカスは、地面に埋めて肥料にする。または、ガーゼの袋に入れ入浴剤にする。そのカズは、地面に埋めて肥料にしてもよい。最後まで使いきります。
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容器は基本、涼しい場所に置く。人目につくところで、可愛がる。
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こした酵素ジュースは、生きているので泡が出る。
炭酸飲料が入っている容器にいれて冷蔵庫で保存。
炭酸飲料が入っている容器には、一度にたくさん入れないように。
半分ぐらい空気を入れておいてください。
酵素ジュースは、水で薄めて飲む。ミネラルウォーターを使ってください。
(水道水には、塩素が入っているので、せっかく育てた菌が死にます。)
ヨーグルトやチーズに現液をかける。アイスクリームにかける。
植木にやるときは、100倍に薄める。土だけでなく、植物の葉っぱにもかけてやると病気にならずに元気に育つ。
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炭酸飲料が入っている容器保存する際は2本にわけ、どちらも全部使い切らずに少し残しておいて最後に1本にまとめ、次の酵素ジュースを作る際の種菌にする。
こうすると、どんどんおいしい酵素ジュースができるそうです。
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次に作るときは、砂糖のフタの上に残しておいた酵素ジュースをかける。
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炭酸飲料が入っている容器のふたは、きちんと閉めておかないと小バエがたかるので注意してください。発酵が進んでいる場合、急にフタを開けないで少しずつ開けたり閉めたりを繰り返して空気を一気に入れないでください。
植木にかける場合は、小バエがたかっても気にしなくてもよい。
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畑や植木用に作る場合、フタ付きポリ容器に糖蜜で作る。
海水を加えると発酵が進む。日本人は昔から「天恵緑汁」と呼んで畑用に植物で発酵ジュースを作っていた。日本人がそれを忘れているだけ。
畑用には、ヨモギなどの草で十分。
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