猫によっては日本語を理解する。 | 日本のお姉さん

猫によっては日本語を理解する。

猫は、10年過ぎるとかなり人間の言葉を理解しているし、

心の中まで見抜いたりする。

今までの猫6匹を飼った経験からすると、

頭がいい猫は、人間の言葉も気持ちも分かっていると感じる。

若いころの話だが、ずっとノラ猫ちゃんだった猫を家に入れたら

去勢をしていないオスだったので家の中でおしっこをされて

ちょっと嫌だった。去勢すれば大丈夫だったのだが、そのころは

あまり猫のことは分からず、されるがままになっていた。

その子は、家の猫たちに嫌われている猫だった。

昼間は外にいて、夜に無理して帰ってきているように見えた。

「無理に帰ってこなくてもいいよ。出て行ってもいいんだよ。」と

声をかけると二日後に帰ってこなくなった。

16年と10カ月生きた猫ちゃんが半年間の闘病の末、

とうとう体調が悪くなっててご飯があまり食べられなくなって

横たわっているのを見たとき、

心の中で「ご飯を食べられなくてぐったりするようになったら

もう、生きているというより、無理に生きている感じだな。」などと思って猫を見つめていたら、その猫はその晩に家を出て行って帰ってこなかった。友人たちは、「あの子らしい最後や。」と言ってくれたけど、、、。

もしかして、心の中を見抜かれたのかもしれない。外に出て行って外で死んだのだろう。かわいそうなことをした。

友人のB子ちゃんの家で読んだ読売新聞には、猫でも

大きな声で「ノラ猫だったのよ!」とか言うとすごくしょんぼりするし、

犬でも「ペットショップで売れ残っていてバーゲンで買ったのよ!」と

言うと目に涙をいっぱい溜めて悲しそうな態度を見せると書いてあった。

やっぱり彼らは人間が何を言っているのか分かっているのだ。

犬猫の中には、賢くて繊細なのがいるのだ。


~~~~


猫はカニ歩きで近づくと逃げない?
web R25 9月9日(金)6時5分配信
わりと気ままな性格で、犬に比べてクールな印象の猫。どこかミステリアスな雰囲気もある。そんな猫にまつわる噂や、興味深い習性を解き明かしてみよう。

まずは“猫舌”の実際から。当然、猫は猫舌であってほしいところだけど。

「結論から言いますと、他の動物に比べて特別“猫舌”ということはありません。そもそも熱を通したものを食べるのは人間だけ。その他の動物は、熱いものを食べることはなく、温かいものでもせいぜい獲物の体温程度です。なので逆に言いますと、すべての動物は猫舌ともいえますね。余談ですが、猫に食欲がない時には、獲物の体温に近い37~38℃程度にエサを温めることをすすめています」

そう教えてくれたのは東京動物医療センターの副院長、南直秀先生。なるほど。人に比べるとそりゃ猫舌だけど、動物界では特別“猫舌”ではない、と。それでは、“猫の知能は2~4歳”という噂がありますが、これは?

「小学校低学年の児童程度の知能があるという研究者もいます。が、すべての猫に当てはまるわけではないでしょう。人間に飼われている時間の長さや、訓練の仕方によっても賢さは変わりますので。記憶力も、記憶する事柄によって大きく変わります。例えば、痛かった、怖かったという恐怖の記憶であれば、2~4歳程度の子どもよりもずっと長く覚えてるように感じますね」

ちなみに、暗い場所で猫の目が光っているのをよく見かけますが、あの状態の時には目の感度は上がっているのでしょうか?

「明るい場所での猫は、すばやく動くものに関してはよく見えていますが、そもそもの目の感度は人間よりもずっと劣っています。しかし暗い場所ではそれが逆転。視力で表すことはできませんが、人間の6倍程度見えているといわれています」

最後に、神経質な猫と仲良くなるための簡単な方法はありますか?

「猫は敵意がないことを示すカーミングシグナルという合図を送りながら、相手との距離を縮めます。例えばまっすぐに相手に向かうのではなく、横を向きながら相手に近づくとか。人もそれにならうと、意外とすんなり触らせてくれることがあります。目を反らしながらカニ歩きで近づいたり、ゆっくりとまばたきをしたり、またアクビをして興味がないフリをするのもなかなか有効です」

知れば知るほどなんだかかわいく思えてくる猫。いっちょアクビを連発して、近所にいる猫の頭をなでてみるか!

(山葉のぶゆき/effect)
(R25編集部)

※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
※一部のコラムを除き、web R25では図・表・写真付きのコラムを掲載しております

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110909-00000002-rnijugo-ent