夫も虐待していた。 | 日本のお姉さん

夫も虐待していた。

<虐待>3歳児重体 暴行容疑で母を逮捕 博多

4月12日11時49分配信 毎日新聞

 福岡県警博多署は12日、3歳の次女をテーブルから床に突き落としてけがをさせたとして、福岡市博多区の無職、山崎志穂容疑者(27)を暴行容疑で逮捕した。次女は顔面を強く打って意識不明の重体。山崎容疑者は「テーブルの上に立っていたのでカッとなって押した」と容疑を認めているという。全身にやけどやあざもあったことから、同署は虐待が繰り返されていた疑いが強いとみて傷害容疑でも調べる方針。

 逮捕容疑は、11日午後10時10分ごろ、自宅でテーブルの上にいた山本心結(みゆ)ちゃんの背中を手で押し、35センチ下の畳に転落させたとしている。

 山崎容疑者は10分後「娘が意識がなく、呼吸もない」と自分で119番した。

 山崎容疑者は会社員の夫(31)と長女(7)、心結ちゃんとの4人暮らし。娘2人は山崎容疑者の連れ子で、山崎容疑者だけが夫の戸籍に入っていたという。

 山崎容疑者は夫と同居する前に熊本市内に住んでおり、06年12月「子どもを育てられない」と同県中央児童相談所に相談に来たという。児童相談所も長女と心結ちゃんが食事が十分に与えられず、衛生状態も悪かったことから、ネグレクト(育児放棄)にあたると判断。児童福祉法に基づき、同年12月に心結ちゃん、07年2月には長女を熊本市内の児童養護施設に入所させた。

 その後、山崎容疑者は夫がいる福岡市に転居。子どもを引き取る意思を示したため、心結ちゃんらを何度か自宅に戻らせて様子をみたという。今年1月、熊本県と連携した福岡市の「こども総合相談センター」が家庭訪問。「問題がない」として1月8日から同居を認めたという。

【阿部周一、近松仁太郎、川名壮志】

3歳娘を浴室に6時間監禁…父親も逮捕

4月17日17時35分配信 読売新聞

 3歳の次女に対する暴行容疑で福岡市博多区の無職山崎志穂容疑者(28)が逮捕された事件で、福岡県警博多署は17日、山崎容疑者の夫で、同区、会社員山崎英治容疑者(31)を逮捕監禁容疑で逮捕した。

 発表によると、英治容疑者は11日午前2時から同8時20分頃まで、次女の山本心結(みゆ)ちゃんを自宅浴室内の浴槽に入れ、蛇口に心結ちゃんの右手首を粘着テープで巻き付けて浴室内に閉じこめた疑い。

 英治容疑者は「部屋で心結ちゃんがおしっこをするのを防ぐためだった。おしっこをしてもすぐに流せるよう浴槽で縛った」と容疑を認めているという。

 志穂容疑者は11日夜、自宅マンションで、テーブルの上にいた心結ちゃんの背中を突き飛ばし、約35センチ下の床に転落させたとして、12日に暴行容疑で逮捕された。

子供を育てられないと言って、行政を頼ってきた時に、
子供たちを親から取り上げて、返さなかったらよかったのにと
思う。いろんなニュースを読んでいると、
連れ子は、自分の親からも再婚相手(または同棲相手)から
虐待される可能性が高いように思う。
知り合いの男性で子連れの女性と結婚した人は、
自分が子供たちをしかったら、子供は怖がってしまうし
虐待かしつけか、他人が見たら分からなくなるからと
言って、決して結婚相手の連れ子たちに
手を上げなかった。子供たちは、順調に育っていて
新しい父親を自分たちの保護者として受け入れている。
3歳の次女の心結(みゆ)ちゃんは、部屋でおしっこを
する子で、テーブルの上に上る子だったので
親は、普段から心結(みゆ)ちゃんに対して
本気で腹が立っていたのだと思う。
躾ができないのなら、次女の心結(みゆ)ちゃんだけでも
施設に入れるよう、行政が勧めるべきだった。
アメリカだったら、きっと、早めに心結(みゆ)ちゃんを
保護しただろうに。日本の子供は、日本の子供で
ある前に、親の持ち物なのだろうか。
毎日、虐待を受け続けたあげく、テーブルから
つきとばされて重症で意識不明になるなんて
いったい、なんのために生まれてきたのだろうと
悲しくなる。子供の中には、おしっこを部屋で
してしまう子も、テーブルの上に上がってしまう子も
いると思う。日々、殴ったりヤケドさせたりなどの
虐待を繰り返していると、それが親のクセに
なってしまって、やめたくてもやめることが
できなくなるんだと思う。そんな親からは、
日本政府は、子供のいのちを守る責任がある。
近所の人たちが暴行に気がついても、
児童相談所は、なかなか子供を保護しない。
虐待されている子供の保護のために
警察を使えないのだろうか。
子供を親の所有物と捕らえず、ひとりの人間として
考えると、子供を虐待する親は他人に傷害を
与えているわけだから、立派な犯罪者だと思う。
以前、30歳過ぎの主婦が生んだ赤ちゃんを
ベランダから落下させて殺した事件があったが、
主婦が育児ノイローゼになっていることに、
誰も気がつかない社会というのは、
異常な社会だと思う。子供を生んだ主婦を
やさしくフォローする人がいないなんて、なんて
世の中なんだろう。
女性だから、子育てにイライラするというより、
男性でも24時間、子供と一緒にいると
育児ノイローゼになるものなのかもしれない。
力の無い弱者である子供を傷つけて
殺してしまった大人はやはり、犯罪者として
厳しい罰を受けるべきだ。
自分が自分の怒りを抑えきれなくなったとき、
相手を殺してしまうような人間は、社会の害で
しかない。親と子供が危険な関係にあると
分かったら、すぐに子供を施設に預けることが
できるようなシステムを作れないのだろか。
少子化対策をやりながら、子育てができない親を
そのままにして、子供が虐待されているのを
とめられないなんて、矛盾していないか。
虐待されて死んでいく子や、
養護施設でセクハラを受けている子を
助けることができない国なんて、
先進国だとは言えないと思う。
日本の法律はしっかりしているのだけど、
今、現実に虐待で苦しんでいる子供や
虐待をやめられない親や育児ノイローゼで
子供を殺害しそうな親を
助ける仕組みは、どうも整っていないようだ。
引きこもりの子が、インターネットができないように
されたことに腹を立てて親を殺害し、
家を焼くという事件も、同じことだと思う。
引きこもりの子が親を殺す事件は
最近、よく起こっていると感じる。
家の中の問題を誰も助けてくれないから、
最後には殺人事件に発展してしまうのだ。
孤独すぎる社会は人間が幸せに生きるのに
適していないということだから、日本政府が
この問題に取り組まないと、
たぶん、変な振興宗教や、変な政治団体に
困った人たちが取り込まれていくのだと思う。
宗教や政治組織とは関係ないちゃんとした
団体が社会の安定のために、警察と一緒に
困った人たちを保護する新しい仕組みが
必要な時代なのだと思う。
でも、弱者ばかり助ける政府はダメです。
強者だって、保護されないといけない。
強者も弱者も共に、安心して暮らせる国に
しないといけない。

経済と防衛の問題をキチンと考えない政府は
名前だけの政府であって政府ではない。
お金のばら撒きで選挙の票をかせぐ政府など
必要ない。軍隊の無い日本は、とりあえず
アメリカ軍に守ってもらわないとやっていけないのに
基地の移転の問題すらもも解決できない政府って、
悲しい。そして、虐待されている子供を救えない
政府も悲しい。日本人ひとりひとりが
立ち上がって、日本をよい国にしていこうと
決めて、日本を守ってくれる党を選らばないと!

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逮捕の母、自身のブログに「綾音はお空へ帰っていきました」 堺女児虐待死事件
生後2カ月の長女の頭を揺さぶり殺害したとして、大阪府警に殺人容疑で逮捕された武中明日香容疑者(24)=堺市中区=が事件後、インターネットのブログに「(長女は)お空へ帰ってしまいました…」と書き込んでいたことが17日、分かった。育児のストレスで長女を殺害する一方で、ネット上では死を悼む母親を装っていた。


ブログに書き込んだ日は不明だが、長女の綾音ちゃんが死亡した日付を書いた上で「二ヶ月しか生きられなかったけど、たくさんの大切なことをみんなに教えてくれました。綾音が生まれてきてくれた意味を考えて生きていきます」と記していた。

 一方、死亡前には「毎日慣れない育児に悪戦苦闘してます」との文章にハートマークや絵文字をちりばめており、育児に苦労しながらも、長女の誕生を喜ぶ様子を書き加えていた。

 また、自己紹介の欄には「好きなもの」として「子供の笑顔」や「頑張ってる人」などをあげる一方、「嫌いなもの」は「子供が泣いている顔」や「一人でいる時間」などと書き込んでいた。

 府警によると、武中容疑者は「育児疲れがたまって夜も寝られなかった。いらいらしていて子供がかわいいと思えなかった」と供述しているといい、ブログでも育児でのストレスをわずかにうかがわせた。


堺の男児虐待死、同居23歳男「発熱、泣きやまず腹を押した」

4月15日12時20分配信 産経新聞

 堺市堺区の自宅マンションで1歳6カ月の男児が意識不明の重体になり、搬送先の病院で死亡が確認された事件で、大阪府警捜査1課と堺署は15日、傷害の疑いで、母親(21)の交際相手で、同居していた無職、古田島昂志(こたじま・たかし)容疑者(23)を逮捕した。府警によると、古田島容疑者は「子供をあやしたのに泣き止まず、腹が立った」と容疑を認めている。「母親も手を出していた」とも供述しており、府警は母親からも引き続き事情を聴く。

 逮捕容疑は13日午後6時~14日午前5時ごろ、堺市堺区中向陽町のマンションで、母親の長男の岩本隆雅(りゅうが)ちゃんの腹を力を込めて押さえつけるなど暴行。消化管に穴が開く「消化管穿孔(せんこう)」と臓器などが傷つけられて腹部に血がたまる「腹腔内出血」の傷害を負わせたとしている。

 府警によると、古田島容疑者は母親が飲食店で夜間に働いている間、隆雅ちゃんを世話していた。事件が起きた13~14日も2人で留守番をしていたが、熱を出した隆雅ちゃんに食後のかぜ薬を飲ませようとしたところ、食べ物を吐き戻し、泣き始めた。

 あやしても泣き止まなかったため、古田島容疑者は「だんだん腹が立ち、隆雅の腹を力いっぱい両手で体重をかけながら3~4回押し込んだ」という。しばらくすると隆雅ちゃんは泣き止み、古田島容疑者は隆雅ちゃんの吐き戻した口の周りをふいて寝たと説明しているという。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100415-00000537-san-soci
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<児童虐待>施設の保育士や指導員 大阪 

4月7日13時27分配信 毎日新聞

 大阪府は7日、府内の児童養護施設と障害児施設で、保育士や指導員が入所児童の体を触ったり、頭をたたくなど計2件の虐待行為があったと発表した。

 府によると、今年1~2月、府内の児童養護施設で、男性保育士(当時23歳)が女児2人に対し、3回ずつ下半身などを触る性的虐待を行った。施設は社会福祉法人が運営し、保護者から虐待を受けたり、経済的な理由から家庭での養育が困難な子どもが生活。女児が別の職員に相談して発覚した。男性保育士が事実関係を認めたため、施設側は2月20日付で懲戒解雇した。

 また、府内の知的障害児施設では、児童指導員や保育士計13人が、入所する児童計21人に対し、けんかの仲裁時やパニック時に頭をたたいたり、羽交い締めにするなどした。施設には児童ら約50人が入所し、職員約30人が勤務。虐待をした職員らは「そういう手法が当たり前だと思っていた」などと話しているという。注意する職員もいなかったといい、府は日常的に虐待が行われていたとみて調べている。【佐藤慶、田辺一城】
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100407-00000054-mai-soci

性的虐待:養護施設の児童に 職員を懲戒解雇 岡山

 岡山市の児童養護施設で、20代の男性職員が入所している幼児・児童に性的虐待を繰り返していたとして、3月31日付で懲戒解雇されていたことが分かった。施設を監督する岡山市も、関係者の聞き取り調査を始めた。

 児童養護施設によると3月、被害を受けた幼児の保護者から相談を受けた。幼児らを寝かしつける際、下半身に触れるなどしており、事情を聴いたところ職員は「スキンシップのつもりだった」と認めた。

 職員は08年4月採用。昨年4月から、2歳の幼児から小学校3年生まで約20人が入所する寮を住み込みで担当し、幼児、児童の身の回りを世話していた。

 入所する幼児・児童は、親らから虐待を受けて児童相談所に保護された後、施設に預けられているケースが多いという。

 子供を保護する立場の職員の行為について、施設の責任者は「保護者から相談を受けるまで把握できなかった。子供たちには申し訳ない」と話した。

 岡山市こども企画課の奥野淳子課長代理は「虐待に当たるかどうか事実関係を調べ、施設を指導したい」と説明している。【石戸諭、椋田佳代】

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100402k0000e040048000c.html?inb=yt


2歳長男虐待死:母親に懲役7年の実刑判決 東京地裁

 夫とともに2歳の長男をごみ箱に閉じ込め窒息死させたとして、監禁致死罪などに問われた東京都練馬区の無職、菅野(かんの)理香被告(35)の裁判員裁判で、東京地裁は26日、懲役7年(求刑・懲役10年)の実刑判決を言い渡した。井口修裁判長は「夫が主体となり、日常的に虐待を繰り返す中で起きた。理香被告も手を貸しており極めて悪質」と述べた。

 被告側は「夫の家庭内暴力(DV)があり虐待を止められなかった」と主張したが、判決は「DVの影響で関与せざるを得なかったとまでは言えない」と退けた。判決後の会見は、裁判員6人と補充裁判員2人がいずれも希望せず開かれなかった。

 判決によると、理香被告は夫の美広(よしひろ)受刑者(35)=懲役11年が確定=と共謀し08年12月、長男優衣(ゆい)ちゃんをごみ箱に入れ、ポリ袋をかぶせて死なせた。【伊藤直孝】


毎日新聞 2010年3月26日 21時16分

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100327k0000m040083000c.html

2008(平成20)年度中 「児童虐待相談の対応件数」は42,664件で、前年度に比べ2,025件(前年度比5.0%)増加している。これを相談種別にみると、「身体的虐待」が16,343件と最も多く、次いで「保護の怠慢・拒否(ネグレクト)」が15,905件となっている。 平成20年度、厚生労働省
2007(平成19)年度中 「児童虐待相談の対応件数」は40,639件で、前年度に比べ3,316件(前年度比8.9%)増加している。相談種別にみると、「身体的虐待」が16,296件と最も多く、次いで「保護の怠慢・拒否(ネグレクト)」が15,429件となっている。 平成19年度、厚生労働省
子どもが殺される事件の数(含:子ども全体に対する比率)は1975年からの30年間では減少している。また、子どもを虐待死させるのは「実母」である事例が最も多い(All About ガイド記事「子どもを殺す母にならない為の一線とは 」)。

こどもを虐待から守る

こどもを虐待から守る5か条 虐待SOS
1:おかしいと感じたら迷わず連絡(通告は義務でもあり、権利でもある)
2:「しつけのつもり」はいい訳(こどもの立場で判断)
3:ひとりで抱え込まない(できることから即実行)
4:親の立場よりこどもの立場(こどもの命が最優先)
5:虐待はあなたの周りにも起こりうる(特別なことではない)
不自然な傷やあざが多い
小さな子どもを残して親がたびたび外出している
長時間、こどもが外に出されている : いつも泣き声が絶えない
暴力を振るわれている
お風呂に長期間入っていないようだ
いつも季節に合わない服を着ている
文部科学省「家庭教育手帳 東京都児童相談センター・児童相談所
「虐待防止啓発リーフレット」

児童虐待の通告義務

虐待をしている保護者も子ども時代に虐待を受けた経験があるという報告がある。2005(平成17)年度東京都福祉保健局の調査によると虐待をしている内訳は、実母63.3%、実父21.6%。この悪循環の連鎖を断ち切り親が変わるためには、地域社会で親と子どもを支えていくことが地域の重要な役割といえる。2004年の児童虐待防止法改正によって、虐待を受けた事実がなくても、虐待と思われる事実 があった場合は、児童相談所や市町村の担当窓口、福祉事務所に通告をする義務がある(All About 「虐待?知らん顔していていいのかな? 」(2008年11月6日))。

児童虐待防止対策

厚生労働省では、2004(平成16)年の児童福祉法の改正により、虐待を受けた児童などに対する市町村の体制強化を固めるため、関係機関が連携を図り児童虐待等への対応を行う「要保護児童対策地域協議会(子どもを守る地域ネットワーク)」の設置を進めている。
地域協議会等のネットワークの設置は、2008(平成20)年度3月末で約85%の市町村に設置された。地域協議会の設置によって何が変わるのか、どのように運営していけばよいのかなど、地域協議会の設置・運営に当たり、まず必要となる知識、ノウハウなどをまとめたマニュアルを公開している。

子ども虐待対応の手引き

2009(平成21)年3月31日付けで改正され、子ども虐待の援助に関する基本事項等を定めている。

社会福祉法人など

子どもの虹情報研修センター(日本虐待・思春期問題情報研修センター)は、深刻化する児童虐待問題や非行等の思春期問題への対策の一環として、虐待問題等対応機関職員の研修、インターネット等を利用した情報の収集・提供、児童相談所や児童家庭支援センターなどの専門機関からの電話等による専門的な相談及び児童福祉施設における臨床研究と連携した研究などを通じて、関係機関の専門性の向上を図っている。

児童虐待等に関する通告・相談先

虐待等に関する相談は、全国の児童相談所が専門的に対応している。

サイト

児童養護施設での虐待

児童福祉法を改正

児童養護施設とは

児童虐待防止法

児童に対する虐待の禁止、児童虐待の予防及び早期発見その他の児童虐待の防止に関する国及び地方公共団体の責務、児童虐待を受けた児童の保護及び自立の支援のための措置等を定めた法律。

趣旨

児童虐待が児童の人権を著しく侵害し、その心身の成長及び人格の形成に重大な影響を与えるとともに、我が国における将来の世代の育成にも懸念を及ぼすことにかんがみ、児童虐待の防止等に関する施策を促進し、もって児童の権利利益の擁護に資する。(1条

「児童虐待」の定義

保護者(親権を行う者、未成年後見人その他の者で、児童を現に監護する者)がその監護する児童(18歳に満たない者)について行う次に掲げる行為をいう。(2条

1 児童の身体に外傷が生じ、又は生じるおそれのある暴行を加えること。
2 児童にわいせつな行為をすること又は児童をしてわいせつな行為をさせること。
3 児童の心身の正常な発達を妨げるような著しい減食又は長時間の放置、保護者以外の同居人による前二号又は次号に掲げる行為と同様の行為の放置その他の保護者としての監護を著しく怠ること。
4 児童に対する著しい暴言又は著しく拒絶的な対応、児童が同居する家庭における配偶者に対する暴力(配偶者(婚姻の届出をしていないが、事実上婚姻関係と同様の事情にある者を含む。)の身体に対する不法な攻撃であって生命又は身体に危害を及ぼすもの及びこれに準ずる心身に有害な影響を及ぼす言動をいう。)その他の児童に著しい心理的外傷を与える言動を行うこと。

こどもの人権

すべてのこどもが健やかに成長するための権利、「こどもの人権」については、関連トピック「人権 」参照。

児童虐待行為での罪と罰

死に至らしめた場合の罪と罰

身体的虐待、ネグレクトなどによって児童を死に至らしめた場合には、殺人、傷害致死、保護責任者遺棄致死などの罪に問われる可能性がある。

罪 名 該当法 法定刑 量刑例
殺人罪 刑法第199条 死刑、無期、5年以上の懲役 殺人罪の場合
殺人未遂罪 刑法第203条 殺人未遂罪の場合
傷害致死罪 刑法第205条 3年以上の有期懲役 傷害致死などの罪の場合
保護責任者遺棄致死罪 刑法第219条 傷害の罪と比較して重い刑
監禁致死罪 刑法第221条
量刑例:殺人事件・判例 罪名別判決例 - まさかりの部屋
  • 太字の罪は、裁判員裁判対象の罪。

性的虐待の場合の罪と罰

強姦、強制わいせつ、児童福祉法違反(淫行)などの罪がある。

意識調査

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/child_abuse/#infoHeader2