3Dで観た「アバター」(ネタバレ無し)
3Dめがねは大きくて重たいので
鼻の上にかけずに両手で持って映画をみることにした。
アバターの内容は、すごくシンプルなもの。
ネットの書き込みでは褒めている人とけなしている人が
同じぐらいだったけど、わたしは最初から期待していないし、
3Dを体験したかったので目が疲れようと両手が疲れようと
かまわないと思っていたのだ。
最初は、3Dだと字幕は読みやすいのだろうかと
心配だったが、ちゃんと文字が手前に出てくるので安心した。
主人公は、兵士でたまたまお兄さんの関係で、別の身体を
もらって異星人と交渉するように選ばれた人。
青い猫のような異星人とCGで作った
3Dの世界は、観てておもしろかった。最初は
「おっ。飛び出ている!」と思ったけど、映画に没頭しているうちに
慣れてきたのか、自分が3Dを観ているなんて忘れてしまったし
3Dめがねを支える両手が重たいなんて何も
感じなかった。ただ画面の中の役者たちの動きが早くて、たまに
目が追い付かない。青い猫のような異星人たちも
観慣れてしまったら違和感が無い。しまいには可愛く見えてきた。
しかも異星人の方が正しいと感じてしまう。
でもわたしは人間なので人間の側に立ってしまう場面もあって
複雑な気分になった。青い猫たちの観方で
星の状況をみると、地球人こそ醜いエイリアンで
理不尽で、はなしにならないのだけど、なぜ人間はその
星を荒らすと決めたのか。
その星を荒らすことは地球人が生き残るために必要だったのか?
もし、そうなら主人公は、地球人の敵ではないか。
一緒に行った友達は、
「そんなこと深刻に考える人なんかおらへん。」と、言っていた。
クリスチャンとしては、異星人たちの宗教がきもちわるかった。
でも、その宗教はすご~くコンピューターっぽかったのだった。
今の時代に作る映画としては最先端な内容なんだろうなと思った。
期待は全くしていなかったので、
最初から最後まで面白くて、行ってよかったと思った。
この映画の印象をひとことで言えば
USBケーブルと外付けハードディスクです。
ストーリーはシンプルなので、すでにネタバレしているかも
しれないけど、映像が面白いから大丈夫。
3Dを経験するなら、「アバター」がいいと思います。
すごく自然な感じです。