ビオラを植えた。 | 日本のお姉さん

ビオラを植えた。

急にビオラを植えたくなって、近所の店で園芸の土と苗を買ってきた。


寒い日だったけど、ビオラは強いから大丈夫。今日はA猫ちゃんを病院に


連れて行くのは止めた。寒すぎる。団地の庭に植えたレモンの木は、団地が


雇ったシルバーさんのおじいさんたちに、無惨にも切られてしまった。


ラベンダーもゲンノショウコもドクダミもいちごもよもぎも、全部刈り取られ、


おまけに重たい思いをして、店から買ってきた土まできれいに持ち去られて


しまったけれども、いちごとよもぎは、また生えてきた。


すごい生命力だ。おとなりのおじちゃんが植えていた紫蘭(シラン)も菖蒲も


小菊も、きれいに刈り取られてしまい、おじちゃんもムッとしたようだ。


「あの人ら、刈ってなんぼやさかいな。刈ったちゅう証拠に写真とらなアカン


から、雑草も花も何でも刈るんや。」と言っていた。


しかし、レモンの木まで旋盤で、さくっと刈っていったのには腹が立ったぞ。


しかし、となりのおじちゃんは、「レモンの木の近くによもぎが生えとたやろ。


そやさかい、雑草の一種や思われて、よもぎといっしょくたに刈られたんや。」


と、言っていた。シルバーさんのおじいちゃんたちには、よもぎは雑草なのだ。


よもぎを育てて、よもぎもちを作ろうと思っていたのにな。団地の土はおもい


きり質が悪い。なんだか砂漠みたいな赤い土の下に砂がしいてある。その下


は、粘土みたいな土がしいてある。その下は砂利が敷いてある。


掘っていると、工事の時に使ったビニール袋とか青い荷物をしばる塩ビの


ひもなどのゴミが出てくる。工事をした人は、全然土のことなど考えていない。


だから店から買ってきた土を盛って、そこにビオラを植えている。他の人たち


の土地をみると、何も植えていない。土が悪いので、雑草もあまり生えてい


ない。シルバーさんのおじいちゃんたちは、旋盤で、土ごと雑草を刈って


ビニール袋に入れて持っていく。だからますます、土が砂漠化している。


雑草でも生えていれば、土の質が良くなって、なんとか花でも植えることが


できるようになるのに。近所のおばあちゃんが、「うっとこ、花を植えてもすぐ


枯れるねん。あんたとこ、きれいに花、咲いてるね。」と言っていた。


それはね、、、、。土を店から買ってきているからなんですよ。


それに、近所の桜の木の落ち葉を拾って、土の中に埋めているからなの。


団地のシルバーさんのおじいちゃんたちは、落ち葉も全部、持って行って


しまう。桜の木の下は、いつも落ち葉でふかふかだったのに、今は木の下も


砂漠化している。落ち葉のベットが無いと、蝉やカブトムシが育たないんだけ


ど、そんなの最近の人には、どうでも良いらしい。


最近の公園は、落ち葉をそのままにしていない。さっさとゴミとして掃いて


捨ててしまう。あれは、土の中に埋めると良いのだ。いい肥料になるんだ


けどな、公園の木の下は下草は生えていなくて、質の悪そうな乾いた土が


丸見え。砂漠みたいな変な土からニョキっと木が出ていて変な感じ。


これがきれいな公園なのだろうか?公園はさておき、団地に住民が花を


植えるのは、違法なのだそうだ。でも2月ぐらいに、ビオラが紫の花を咲か


せているのを見ると、ちょっとなごむ。ちょとぐらい雪が降ってもビオラは


負けない。3月になったらチューリップが咲く予定。


楽しみだなあ。