DVDで「スピリット」を観た!(ネラバレ無し)
ジェット・リーは、昔、少林寺という映画でデビューした人で、当時は
武術が上手いだけの人だった。アメリカに渡ってジェット・リーという
分かりやすい名前に変えてから、時々ハリウッド映画に出るようになった。
今回、スピリットという名前の映画にでた後、ジェット・リーはもう武術の
映画には出ないと宣言した。スピリットには、彼のできることを全て
注ぎ込むことができたし、彼が演じた歴史上の人物は、ジェット・リーの
思想とまったく同じなのだそうだ。
ジェット・リーは演じるというよりも、彼そのものになりきれたと言っていた。
もう42歳だし、これで武術の映画は封印するのだという。
彼がそういう理由は分かる。
これ以上の武術の映画は多分無いと思うからだ。正直、スピリットがこれほど
すばらしい映画だとは、わたしは考えていなかった。
普通のカンフー映画だと思っていた。実在の人物だということだが、こんな
立派な人がいたなんて、知らなかった。映画用に脚色されているだろうから
全部が本当に起きたことかどうかは分からないが、ストーリーも
すばらしかった。
ジェット・りーの演技も他の外国人の演技も、やけにリアルなのだ。
CGで、作られたものではなくて、敵すらも本物を使ってジェット・リーの
武術をあますところなく映したという感じがした。
ジェット・リーはこれで、伝説になったのだと思う。彼の演技もすばらしかった。
日本人も重要な役で出ていたので、わたしも満足だ。だって中国人の
作る映画では、日本兵とは一般の中国人を走らせて、ねらい打ちして殺し、
ゲラゲラ笑う人ばかりなのだ。スピリットでも、日本人実業家は、日本人と
してはありえない卑劣な行為をするのだが、もしこれが本当なら最悪だ。
ここは中国人のいつもの創作であってほしい。
日本軍は、常に規制がとれていて、兵士が極悪非道なひどい事件を起こ
さないようにちゃんと管理されていたそうだ。
南京攻略の際には、上官自らが、下士官に中国人を殺害するように命令し、
命令に逆らうことはできなかった兵士が実際に中国人の処刑にかかわった。
兵隊が一般女性を襲ってレイプし、その後、証拠隠滅のために相手を
殺害したような悲惨な事件も起こったようだ。
上官は兵士の脱線を止めることをせず、逆に本国に隠してなかったことに
したこともあったようだ。でも、それは一部の軍隊の暴走であって、援軍も
来ない状況で、南京を攻めた部隊が人民服を着た中国軍の兵士と
一般人の区別がつかず、まとめて殺してしまったという当時者にしか分から
ない理由があったのだ。興奮状態にあった日本兵が、欲望に心を支配され
動物になってしまったということで、戦争ではよくあることだ。韓国人も
ベトナムでは、ベトナム人女性をレイプしまくっていたそうだ。
ロシア人も日本が戦争で負けたとたん、攻めてきて満州や朝鮮半島にいた
日本人女性をレイプしまくった。子供が見ている前でも、ロシア兵は大勢で
日本人女性を輪姦したのだそうだ。それが戦争だ。
南京では中国人に言われているように、大量に虐殺があったのではなく
通常の戦闘の結果、人民服を着て突然現れ、また人民に紛れて去っていく
中国軍の兵士の前に、日本人がパニック状態に陥り、中国軍と間違わ
れて一般人も多数犠牲になったという事件が起こったということだ。
多くても、4,5万人の中国軍と一般人の犠牲が出たようだが、それが
いつのまにか20万人に増え、最近ではそれが30万人になっている。
中国人は、日本軍が中国で殺した中国人の人数もどんどん増やしている。
数に関しては、中国人はすごくいかげんだ。数字は多ければいいという考えで、
根拠もなく数字を増やしていっている。中国人は3という数字が好きで、
だいたいが、3が付く数字に増えている。
中国人同士、殺し合った数まで、日本軍のせいにしてしまっている。
スピリットという映画には、武術以外のよけいな話しは入っていない。
純粋に武道の精神を伝える映画である。中国人も日本人も、武道をする
人間は同じ境地に達するようだ。
真実はやはり、万国共通なのだ。どこまでが本当の歴史なのかは分からな
いが、日本で武道家が言うことと同じ事をジェット・リーが演じる武道家も
語っている。もしかして、中国人が日本人の武道家が言ったことをマネして
まるで中国人の発見のように映画に仕立て上げたのか?と、フト思ったが、
いい言葉はマネされたとしてもかまわない。
武術とは、戦うためにあるのではない。武術は自分を高める道具なのだ。
ジェット・リーが演じる実在の人物は、高貴な精神を持つ人物だった。
わたしは、こんな中国人を尊敬する。どこの国の人であっても、いい人は
いるし、悪い人もいる。ひとつの国を悪い人が支配すると、その国は悪くなる。
戦争が起こるのは、ふたつの国を操る人間が悪人であったからだろう。
敵はそれぞれの国の中にあるのだろう。だから平和な時も、常に戦いは
始まっているのだろう。国と国もお互いに尊敬しあって、互いの国を侵略
しなければ、お互いに発展していける。
日本は、中国の中の悪の組織が東シナ海で、日本の領土のガスを吸うのを
黙ってみているし、韓国に竹島を盗られても黙ってみている。
そういう風に戦争を避けている。日本の努力を無視して、中国の悪人たちと
韓国の悪人達が日本の領土や資源を奪い、さらに奪おうと次を狙う。
北朝鮮はミサイルを向けて撃ってくる。
日本人は、中国人や朝鮮半島の人間と戦うのではなく、それらの国々の
中にいる悪人と戦わねばならない。
また、日本は普通の国としてそれらの国々の中の悪人達と戦う努力を
そごうとする、日本の中の悪人とも戦わねばならない。
日本人がどうやって、無茶をしようとする中国軍の悪人と戦うのか、
竹島ばかりか、対馬まで盗ろうとするような韓国の悪人と、どうやって
戦うのか、その方法も考えもつかないが、普段から日本は自分の意見を
言い、世界に日本近隣諸国の無法者たちのしていることを宣伝し、
世界に日本がいたぶられているのに、我慢していることを伝えて、
日本の正当性をアピールするのがいいと思う。
ヨーロッパやアメリカの人々は、日本のことなど、あまり知らないのだ。
もっと、世界に中国や韓国や北朝鮮のトップがいかに悪人たちに支配
されているかを伝えなければならない。
今回は、北朝鮮が周りの国の警告を無視してミサイルを飛ばしてきたので、
日本は世界にアピールしやすい。
日本は平和を望んでも、日本の周りの国々は、日本をそっとしておいて
くれない。これが現実だし、この現実を世界に見てもらい、日本の立場を
良くするのだ。今回、北京経由でイラン人が北朝鮮に入り、ミサイルの発射
を見学したそうだ。ミサイルの技術も核開発の技術も中国が北朝鮮に
教えたものだというのが、アメリカの調査結果なのだそうだ。
中国の言うことをきかない北朝鮮に代理戦争をさせるつもりで、中国が
北朝鮮をかばっているのだとも言える。今後も北朝鮮はミサイルを
飛ばすので、制裁を盛り込んだ国連の非難決議は、結果的に戦争を
呼び込むから、制裁を盛りこめないと中国は言う。
中国によると、今後も北朝鮮はミサイルを飛ばすということだ。
さて、日本はどうするのか。日本は、普通の国として、今後どうするべき
なのか。戦後60年間、戦争を経験していない日本はラッキーだった。
日本は平和を願っても、中国、韓国、北朝鮮は日本がおとなしいのを
いいことに、なめきった態度で臨んできている。
それぞれの国が自分の国の中の悪人を排除しないかぎり、悪人たちは、
戦争を誘導するのだろう。
アジアの平和を脅かす敵は、それぞれの国内にいる。
ジェット・リー主演のスピリットという映画は、たくさんのアジア人に
観てもらいたい映画だ。アジアの国がお互いに尊敬しあって平和に
発展していくように、国民に反日教育を施している国のトップたちに是非
この映画を観てもらいたいと思った。