老いた猫の様子
猫が老いると、日本語が分かるようになる。
「おいで。」「可愛い。」「大好き。」「おいしい?」「ダメです。」
「いい子だね!」「美人だね!(メス猫の場合。)」「幸せ?」
など、十分分かっているし、人の感情まで読み取るようになる。
食べ物の好みが変わる。気に入らないご飯は食べない。
白髪が出てくる。(白い猫の場合は、白髪は分かりません。)
寝ている様子が貧乏臭くなる。
変に甘えん坊になる。自己主張しだして、かまってもらおうとする。
体内時計が狂う。わたしの猫の場合、毎朝7時に起してくれた
のだが、4時に起すようになった。夜中に鳴く。
水をよく飲むようになる。口がアンモニア臭までなったら、もう
肝臓やら腎臓やらが衰えてしまっているが、背中に点滴をすると
半年ぐらいは長生きできる。様子がおかしいなと思ったら
病院で血液検査をして欲しい。キャットフードやかんずめの他に
生の小魚をたまに与えている猫の方が長生きしているという医者も
いる。添加物や着色料が入っていないエサが体にいいのは、人間も
動物も同じらしい。可愛いペットにはできるだけ長生きしてもらいたいが、
動物の命が人間より短いのは仕方が無いことだ。
短い猫の一生が、幸せであるように、こまめに世話をしてあげてほしい。
友達の猫は、死にかけた時に、「大好きだよ。頑張ってね。」と、耳元で
言い続けたら、奇跡的に元気になって、それから1年半生きた。