中国はアメリカが脅威だという。
米中両国はこうした経済面での接近の裏側で、互いの政治姿勢や軍事政策などについての批判を強め、けん制球を投げ合っている。
中国新聞社の報道によれば、中国社会科学院は5月11日、「世界社会主義白書」を初めて発表し、この中で「米国の21世紀新国家安全保障戦略が中国経済の最大の脅威になる」と指摘した。
米国防総省が中国を「米国と軍事的に競い合える最も大きな潜在力を持つ」と指摘し、米国内での「中国脅威論」とそれに対する中国側の批判が高まるなか、今度は中国側からの「米国脅威論」が飛び出した格好だ。
白書では、ブッシュ政権が2002年に批准した21世紀新国家安全保障戦略が、全世界で経済・軍事の覇権を握ることを狙いとしていると指摘。イラク戦争後の複雑な国際情勢下で、米国が軍事力や圧力・干渉など、さまざまな手段を用いて、政治・経済・金融・外交などの領域で新しい国家安全戦略を推進していると訴えている。
またその上で、こうした米国の圧力が「少数の特殊な利益集団の指示によるため、国会などの公開弁論や批准を通さずに暗黙のうちに行われる」とし、中国はこうした米国の圧力による威嚇を特に警戒しなければならない、と警告した。
この「世界社会主義白書」は、中国社会科学院・世界社会主義研究センターが「世界社会主義研究動態」と題して出したレポートに基づいて編集したもので、今後は年1回出版される予定だ。(編集担当:堀内躍史)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060524-00000006-scn-cn
ずっと前から中国は、自国がアメリカのようになることを
夢見て駒を進めているのに、今さら何を言っているんだという感じを
受けた。アメリカが民主的ではない国に制裁を加えたら、そこにもぐり
こんで相手を援助し、自国の味方に引き込んできた中国は、今では
ロシアと組んで巨大な軍事国家になってきているではないか。
天安門事件後の難民や不法滞在者となった中国人は、今や、
ハンガリーやスペイン、南イタリアなどに大量に移民として入り込み
中華街を形成するなど、あちこちで細胞を増やしていっている。
彼らは、中国の民主化を進めようなんて思ってはいない。
中国が存在感を増せば、自分たちの立場も良くなるからだ。彼らは
中国の発展を歓迎しているし、中国政府は彼らの存在も利用しようと
考えている。天安門事件に参加してアメリカに逃げた連中が先ず
反日運動のデモを始めたと聞く。アメリカの華僑は、中国政府とがっちり
つながっているのだ。
アメリカでも政府の中国専門の顧問にも中国系のアメリカ人が
入り込んでいる。最近、アメリカ政府は、非公式で靖国神社参拝をどう
考えるかについて、中国専門の政府顧問と、日本専門の政府顧問が
討論会を行ったそうだが、中国専門の顧問の数が多く、靖国神社に
対する悪い評判を語る中国専門の顧問にずっと日本専門の顧問が
負けていたそうだ。
中国がロビイストを使って国益をはかるのが得意なのは、第二次世界大戦
以前からのことなのだそうだ。それに比べて日本は、どうも昔からその辺が
ヘタなのだそうだ。やはり、島国でのほほんと生きてきた性格のせいだろうか。
どうも、おとなしくていけない。おとなしだけではなく、積極的に世界の世論を
日本に有利なように作っていこうという意志が無い。
アメリカの有名な新聞にも、中国ロビーの影響が入り込んでいる。
彼らが書く記事がアメリカ人の認識を変えていく恐れがある。現に一般の
アメリカ人は、「日本も早く中国に謝ればいいのに。」などと言っているそうだ。
「南京大虐殺」が実際にあったことのように、一般アメリカ人に思われるのは
国益に反する。彼らが選挙で大統領を選んでいるという事実は無視できない。
日本軍の行動がまるで、ドイツのヒットラーのように例えられているのだ。
ドイツは謝ったのに日本は謝っていないなどという刷り込みを中国はアメリカで
始めている。そして、アジアに関心の無い無知な一般アメリカ人たちの世論を
じわじわと変えていっている。
中国は「レイプ・オブ・ナンキン」という映画を作ると言うデマも出したが、実は
以前から中国政府はハリウッドに映画を製作させようと、いろいろ手を回して
いたのだそうだ。
今のところ、アメリカ側に誰も作りたいと言う相手がいない。
(あるアメリカの監督が、費用は中国政府が出し、いっさい脚本に文句をつけ
ないようにするなら作るという条件を出したら、中国がしぶって返事が来ない
のだとか。)
日本政府も、有名な外国人ロビイストを日本に招待し、日本と中国の真実を
知ってもらい各国の新聞に日本にとって役に立つ記事を書いてもらえば
どうか?
お金がかかって無理ならば、日本の有名ブロガーの記事を各国の言語に
翻訳し、インターネットで世界に発信するぐらいやればどうだ?
世界中にちらばる遊学中の日本人も遊び時間を少し削って、日本がして
きた良い事や中国政府の横暴をその国の言葉に訳して世界に発信しては
どうか?
本当に日本は自己アピールもヘタ。弁明も、ヘタ。中国の悪口を言うのも、
なにもかもヘタな国だ。最近、日本政府も、おかしな記事がアメリカの
新聞に出たら、ちゃんと反論をすぐさま出すようになったので、ちょっと
嬉しい。でも、まだまだ足りないと思う。日本は日本を愛するロビイストを
どんどん雇って、世界に真実を伝えるべきだ!