中国の銀行が北朝鮮を助けている。
国際金融報によると、米国政府は北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)と
取引がある中国の銀行に対して「北朝鮮の大規模破壊兵器の開発に
関与した」などとして制裁の実施を検討しているという。
これに対して中国外交部は反発している。
国際金融報は、制裁措置の発動が検討されている銀行名を
明らかにしていないが、いずれも経営規模が小さい銀行で、
数行が含まれているとしている。
これに対して、中国外交部の劉建超・報道官は16日に開かれた記者
会見で「中国政府は大規模破壊兵器の拡散に反対してきた。いかなる
企業が大規模破壊兵器の拡散に関わることも断固反対している」
「中国は一貫して対話による問題解決を主張している。制裁や圧力には
反対だ」と述べた。
米国政府はこれまでに「北朝鮮のマネーロンダリング(資金洗浄)を
助けた」などとして、澳門匯業銀行(バンコ・デルタ・アジア、BDA)に
対して、事実上の制裁措置を発動している。(編集担当:菅原大輔)
(サーチナ・中国情報局) - 5月17日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060517-00000002-scn-cn
「中国政府は大規模破壊兵器の拡散に反対してきた。」とは、大胆な
ウソをつくもんだ。