ベネズエラは反米。
ワシントン15日共同】米政府は15日、ベネズエラに対する武器や
関連部品の売却を全面的に禁じる制裁措置を発表した。
米国が進める「テロとの戦い」への非協力的な姿勢が理由。
反米左翼のチャベス政権に対する圧力とみられ、両国関係の一層の
悪化は避けられない情勢だ。
米国のベネズエラへの武器供与は一部関連部品に限られている
とみられ、今回の制裁は象徴的な意味合いが強い。
マコーマック国務省報道官は同日の記者会見で、米国がテロ支援
国家に指定しているイランやキューバとの関係をチャベス政権が強化
していることに懸念を表明。また同政権がコロンビアの左翼ゲリラ、
コロンビア革命軍(FARC)や民族解放軍(ELN)とも関係があると
批判した。
(共同通信) - 5月16日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060516-00000062-kyodo-int