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インドが気になる。

インド株 8営業日連続で最高値更新 昨年の上昇幅超える

 インド株の代表指標であるムンバイ証券取引所の平均株価指数、センセックス指数が十日の終値で八営業日連続の最高値更新となり、年初比で30%を超える上昇を記録した。主要企業の業績や消費が好調なためで、市場では長期の上昇を予測する声も出始めている。

 センセックス指数の十日の終値は前日比〇・八%高い一二六二二・一六で取引を終えた。年初比では三〇〇〇ポイントの上昇となり、すでに昨年一年間の上昇幅(二七〇〇ポイント)を上回った。

 株高の背景にあるのが好調な企業業績だ。原油高や世界的な金利上昇を受け、減速が予想された主要企業の一-三月期決算は、ソフト最大手タタ・コンサルタンシー・サービシズの純利益が前年同期比で72%増となったのをはじめ、自動車最大手マルチ・ウドヨグが39%、化学最大手リライアンス・インダストリーズも9・2%と、軒並み大幅増益を記録した。

 堅調な米国経済に支えられた輸出や個人消費の好調が続いていることが株高を下支えしており、インド中央銀行は二〇〇六年度(〇六年四月-〇七年三月)の成長率を7・5-8%に達するとの予測を示した。

 今年の株価上昇率は当初、「11-12%前後」(ファンドマネジャー)とみられていたが、ブルームバーグによると、米大手証券メリルリンチのインド部門代表は「今後三-五年間は上昇基調が続く」とみている。

(フジサンケイ ビジネスアイ) - 511

http://my.reset.jp/~adachihayao/060511U.htm