中国はもう日本と同じぐらい進歩したなと思った。
北京市では10日から市内を走る地下鉄、公共バス、タクシーで共通のチャージ式ICカード「市政交通一〓通」による支払いシステムが本格稼動した。これまで地下鉄では窓口で、バスでは車内の係員から切符を買う方式が主流だった北京の公共交通が、大きく様変わりしそうだ(〓は上のしたに下、以下同)。
同市交通委員会は8日に行った記者会見で、同日までに「市政交通一〓通」が130万903枚販売されたと発表。カードには普通カードと地下鉄・バスの定期券の機能を持つものがあり、1枚のカードを複数の人間が使うことを避けるため、1度使うと20秒間は使えなくなっている。
タクシーでは55社がこのシステム運用に参加し、約3万台に支払い用機器が取り付けられた。
写真はシステムの本格初日の地下鉄・西直門駅の様子。乗客の混乱を避けるため、大勢の誘導係員が配置された。(編集担当:恩田有紀)
(サーチナ・中国情報局) - 5月11日