中国の領土と資源の奪い方 | 日本のお姉さん

中国の領土と資源の奪い方

中共は1974年、当時の南ベトナムが領有していたパラセル諸島(西沙諸島)を軍事力で奪った。
中国本土からはるか彼方にあり、歴史的な関係も薄いスプラトリー諸島(南沙諸島)でも武力を行使した。1988年にはベトナム海域のサンゴ礁に観測所を建設。95年にはフィリピンが領有権を主張していたミスチーフ環礁に海軍艦艇を派遣し占拠した。
それもこれも、すべては南シナ海の海底資源を強奪するためだった。

ベトナムとフィリピンの共通項は、当該地域から「米軍が撤退した直後」ということだ。
つまり、中共は相手が軍事的に弱いと見ると、どこまでもつけ込んでくる。
今回も、しょせん日本は手出しができない、自衛隊は戦力ではあるが武力は行使できない、もし行使しようとしたら国論が分裂して大混乱に陥る。
そこまで見通して中共は侵略行為を拡大させているのだ。


中共は、3月の6~7両日に北京で行われた第4回日中実務者協議で、共同開発の
対象に我が国の領海である尖閣諸島周辺の海域を含む提案をした。
当然のことながら我が国は、「とても受け入れられない」(政府筋)と強く反発した。
ところが、中共は、我が国が受け入れられるはずもない案を公式協議の場で提示する一方で、我が国の反発を見越して、既に同海域でガス田開発の準備を着々と進めて
いたのだ。

何という国であろう。
こういう行為を何と言えばよいのか???
まさに「強盗」と呼ぶにふさわしいのだが、その狡猾さ故、「強盗」という言葉だけでは
言い表しきれないのである。


http://banmakoto.air-nifty.com/blues/2006/04/post_158d.html