アメリカから映像をもらう。
運輸多目的衛星「ひまわり6号」の姿勢を制御するコンピューターに不具合が生じ、17日午前1時半以降の雲画像を送信できない状態が続いている。
気象庁によると同0時57分、ひまわり6号と交信する電波が途切れるトラブルが発生した。ひまわり6号は通常、常に地球方向に姿勢を保って画像提供をしているが、姿勢制御のコンピューターが何らかの理由で一時的に停止し、姿勢が地球を向かない状態が4時間近く続いたとみられる。
補助系統の電波で姿勢を直す対応をした結果、早朝には通常の状態に戻った。また昼前には通信機能が回復した。
同庁気象衛星課では「観測機器が正常に機能するか確認中で、17日中の復旧を目指したい」としている。観測業務については、米国の極軌道衛星「NOAA(ノア)」から提供を受けて空白が生じないよう対応している。
(読売新聞) - 4月17日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060417-00000002-yom-soci&kz=soci