毒ガス弾は「遺棄」兵器ではない
日本人の中には、いまだに従軍慰安婦はいたと
信じている人もいる。強制的に民間の女性が
旧日本軍の用にかり出されていたと信じているのだ。
プロの売春婦や進んで金儲けの為に参加した者や、
親に売られた者など、いろいろいたと思うが、基本的には
職業として売春に従事していた者を扱う売春宿団体が
性病などの管理の必要性から軍による管理と保護を
受けていたのだ。それがいつのまにか、
「従軍慰安婦という造語」をある小説家が作ったことから
韓国、北朝鮮が騒ぎ出し、日本の政治家、河野洋平が
証拠も無いのに、自称韓国の元慰安婦の証言とやらを
聞き、個人的な判断からそれを認めて勝手に謝罪し、
あたかも歴史の事実であったかのように、認めてしまったのだ。
日本人は、外国人が騒ぐと、面倒くさくなるのか、証拠が
無くてもなんでも認めてしまい、謝罪して賠償金を払おうとする。
旧日本軍が遺棄したという化学兵器の問題も、遺棄ではなく
中国軍がソ連から継承したもので、日本のせいでも
なんでもないのに、日本は何でも謝って金さえ払えば
外国は納得するのだと考えている。
罪が無いのに、謝る悪いクセは、なおさないと、
日本人がむやみに外国に対して卑屈になり、正しい判断が
できなくなる。中国や朝鮮半島に媚びて、彼らに操られる政治家を
選挙で選ぶ一般人が増えるのだ。
(特に、あまり勉強しないオバチャンや
その子供達がそうなりやすい。)
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1.遺棄でなく接収
辞書によれば、遺棄とは「すてること」「おきざりにすること」であり、
接収とは「国家などが所有物を取り上げること」である。つまり遺棄は
自分の意思で放棄するのに対し、接収は強制力によって取り上げること
を意味する。
であれば、満洲にあった関東軍は、昭和20年8月9日に当時有効だっ
た日ソ中立条約(日ソ不可侵条約)を破って侵攻し、暴虐の限りを尽く
したソ連軍
に降伏して武装解除されたのだから、日本軍は兵器を遺棄し
たのでなく、ソ連軍によつて接収されたというのが正しい事実である。
ソ連国防省軍事図書出版部発行の公刊戦史『第二次世界戦争』は、対日
戦果を、
日本軍の死者8万3千人、捕虜60万9千人、
捕獲兵器は火砲1565門、迫撃砲と擲弾筒2139個、
戦車600輛、飛行機861機、軽機関銃9508挺、
重機関銃2480挺、自動車2129輛、馬1万2984頭、
各種倉庫769棟
などと発表した。
これらすべては関東軍が「遺棄」したものでなく、武装解除によつて
ソ連軍が「接収」したものである。またこのリストに含まれていない
その他の武器、兵器工場、病院、研究施設、および上記倉庫に備蓄さ
れていた莫大な食糧、被服、原料なども同じく接収された。
その中に日本軍の毒ガスおよび毒ガス弾もあり、これもソ連軍に接収
され、最終的に中国人民解放軍に引き継がれた。
平成7年4月に批准された化学兵器
禁止条約は、
「1925年以降、いずれかの国が他の国の領域内に、その国の同意
を得ないで、遺棄した化学兵器を遺棄化学兵器という」
(第二条六項)
と定義し、これを根拠に中国東北地方の毒ガス弾処理は日本政府の義務
と解されているが、以上の理由により、そもそも日本軍の遺棄兵器など
中国に存在しない。
2.接収者に管理責任
ソ連軍が接収した膨大な物資のうち、規格に合わない日本軍の武器弾薬、
装備品、大半の備蓄物資などは毛沢東
の八路軍へ直接、あるいは蒋介石
の国民党軍
経由で、そして最後は、再開された国共内戦で共産側が勝利
し中華人民共和国が建国されたことに伴って、その接収された全軍需品
および施設は中国人民解放軍によって継承された。
これが満洲をふくむ全中国の軍需品の最終処分の実態であった。にもか
かわらず、戦後50年が経過した今日、中国はソ連から継承した旧日本
軍の毒ガス弾の処分と被害の補償を求めてきている。
しかし日本としては毒ガス弾をふくむ全ての兵器が接収されたものであ
り、中国はその接収物を継承したのだから、継承の瞬間から国際法上も
管理責任は中国側にあり、日本側は責任をとることができないし、また
とるべきでない。
もしこの中国の論理を認めるならば、中国が継承したソ連の接収物資
から発生するあらゆる被害に対し、日本政府は永劫の未来まで、責任を
負わされることになる。現在、日本政府は中国にある毒ガス兵器の処理
に協力しているが、あくまでこれは日本の好意によるものであることを
明示しつつ進めるのが筋道である。
ところが当時の村山富市
首相と河野洋平
外務大臣は、どこの国のものか
を問わず、中国に存在するすべての毒ガスと毒ガス弾を日本が処理する
ことを約束した。
これは遺棄と接収との違いが判らぬ無能な政治家が先頭に立って、日本
の国益を大きく損なった典型的な例であって、この愚行により日本の
名誉は損なわれ、負うべからざる負担を長く負うことになった。
なお戦時中、日本軍が毒ガス弾を装備していたことも非難されるいわれ
はない。当時、日本軍と対峙していた蒋介石・国民党軍は米英から、
毛沢東・共産党軍はソ連から供与された毒ガス弾を保持していたのだか
ら、日本軍が対抗上、研究開発し、保持したのは当然のことである。
テイケイ(株)社長 高花豊
従軍慰安婦など、いなかった。↓
http://ameblo.jp/worldwalker2/entry-10009074492.html
(遺棄・接収兵器問題関連)
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