投げ落とし事件
時々、テレビに元刑事さんが出てきて、自分の経験から、犯人が
どんなタイプであるかなどの見解を述べてくれる。
犯罪者の心理状態を推測し、犯行後の動きを予想をしてくれる。
その人によると、４０歳ぐらいで、それまでの生き方という
殻を破るように、急に犯罪者に変わる人がいるらしい。
美人で真面目でもてる女性が４０代で、性に奔放な人間に
変わるとか、
真面目に働いていた人が、４０代で他人に暴行するような
犯罪者になるとか、
急に逆のキャラになることがあるらしい。
今井健詞容疑者（４１）は、去年の９月にリストラされたのではなく
遅刻、欠勤があいついで、そのうち会社に出てこなくなったそうだ。
真面目な人でもないようだ。
仕事を転々とし、１年半で辞めるなど、あきっぽい性格なのだろうか。
ストレスに弱くて、ちょっと嫌な事があると我慢できずに会社をやめて
しまうタイプなのか。お気楽なタイプなのだろう。
今まで生活できていることから、奥様はパートか仕事をしているの
だろうか。子供が３人もいるのに、なぜ、他人の子供を殺したのだ
ろう。山川雄樹君（９）は、写真で見ると、頭の形の可愛いとても
賢そうな子で、子供だけれど将来しっかり働きそうな感じがする子だ。
なぜ、最近、おかしな事件が多いのだろう。
日本人はどうなっちゃったのだろう？
いきなり、知らないおじさんに抱きかかえられ、ベランダから
放り投げられたら、地面に落ちるまでの間、どんなに恐い思いを
するのだろう。そんな死に方って、最悪ではないか。
近所のオバチャンは、今井健詞容疑者（４１）の目の前で、
この人の子供をベランダから放り投げるべきだと言っていた。
子供には罪が無いので、無茶な話しだが、山川雄樹君（９）の親の
気持ちを考えれば、同じ気持ちを味合わせてやるのが本当だろう。
他のオバチャンは、今井健詞容疑者（４１）を、ベランダから突き落とす
刑をするべきだって、言っていた。
なかなか過激なオバチャンたちだが、わたしもこの人間だけは
直ぐに死刑にするべきで、オウム真理教の浅原みたいに、だらだら
裁判を長引かせるような事をしないでもらいたいと思う。
ひょっとして、この男は刑務所に入りたかったのかなとも思う。
自殺したかったが、勇気が無いので、人を殺してから捕まって
死刑になろうと考えたのかもしれない。
たまに、新聞を読んでいると、人を包丁で刺して、捕まえてくださいと
でも言うように、その場で待っている人がいる。刑務所を出たばかりで
直ぐにそんなことをする。
４０代は、体内のホルモンのバランスが壊れる時期なので、おかしな
行動をとる人が出るのかも。１万人いたら、ひとりは変な人が出るの
だろうが、何か犯罪を予防できるような仕組みは無いのだろうか。
山川雄樹君（９）のお母さんは、雄樹君の２０歩ぐらい後に歩いていた
のだそうだ。あっという間の出来事だったのだ。
今井健詞容疑者（４１）もあっという間に、具体的に裁いて欲しい。
犯罪を犯したらどんな罰があるのか、みんな知らないのではないか。
オウム真理教の浅原のように、いつまでも刑務所で生活できると、
みんな甘く考えているのではないか。
近所に不審者が現れたら、警察に頻繁に巡回に来てもらうとか、
マンションに張り紙などをして、住民に注意を促すなど、子供を持つ
親に警戒させるように自衛するしかないのだろうか。
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川崎市多摩区のマンションで起きた投げ落とし事件で、殺人未遂容疑で
逮捕された同市麻生区細山５、無職、今井健詞容疑者（４１）の
事件後の逃走経路などが、神奈川県警多摩署捜査本部の調べで
ほぼ分かった。
３月２９日に女性（６８）が投げ落とされそうになった事件では、
今井容疑者は「車で現場へ行った」と供述しており、事件後は
管理人室を避けるように逃走していた。同２０日に男児（９）が転落した
直後には、今井容疑者とみられる男が自転車で立ち去る姿が
防犯カメラに映っていた。捜査本部は、男児の殺人事件について
今井容疑者の関与を裏付けるものとみて重要視している。
調べでは、今井容疑者は３月２９日午前９時半ごろ、多摩区中野島の
マンション「リバーグリーン和泉」１５階エレベーター前通路で、
清掃作業員の女性を両手で突き飛ばして転倒させ、抱きかかえて
投げ落とそうとした疑いで１日に逮捕された。
調べに対して今井容疑者は「殺そうと思った」と容疑を認めたうえで、
現場マンションまで「車で行った」と供述。今井容疑者は車を持って
いないことから、捜査本部は、妻が所有する車を使った可能性も
あるとみて、裏付けを急いでいる。
また、捜査本部が防犯カメラの映像を解析した結果、今井容疑者は
女性を襲った後、マンション１５階からＢ階段を１階まで駆け下り、
北西方向に逃走。この際、管理人室や集会室の前を避けるように
迂回（うかい）し、近くのごみ置き場の脇を通り、駐輪場の間を抜けて
南西方向に逃げていた。
今井容疑者は、以前不動産会社に勤めていたころに、客を案内して
このマンションを訪れていたといい、調べに対して「マンションの存在や
構造は知っていた」と供述している。事件前にも複数回、このマンションに
侵入していたとみられ、目撃される恐れのある管理人室や集会室の
位置を把握していたとみられる。
一方、この９日前に同市立中野島小３年、山川雄樹君（９）が転落死した
事件でも、事件発生の約１０分前に今井容疑者とみられる男がマンション
正面前の駐輪場に自転車を置き、歩いてＡ階段に向かう姿が１階の
防犯カメラに映されていた。転落の数分後に同じ階段を下り、自転車を
押して現場を立ち去る姿も映像に残っていた。
防犯カメラの映像は２０、２９日ともに鮮明なものが残されていた。２
０日の映像には男が白髪交じりに見える部分もあったが、捜査本部は
光の当たり具合で生じたもので、その他の特徴からいずれも今井容疑者と
みている。【伊藤直孝、鈴木一生、池田知広】 ２００６年４月３日
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先日、奈良県が制定した条例が日本社会に論議を巻き起こしている。「子供たちの自由はどこまで認められるか」という、少々前近代的なテーマだ。この条例は飲酒・喫煙・薬物使用などの典型的な不良行為だけでなく、夜に歩き回ったり理由なく学校を欠席・早退したり、遅刻したりすることまで警察が取り締まれるようにしている。対象者は18才未満の未成年者と子供。夜11時を過ぎれば玄関を出ただけでも補導対象になる。
奈良弁護士会は7月1日の条例施行を前に、条例無効化運動を始めた。公権力の限界をこのように無制限に拡大してはならない、という主張だ。イジメなどを理由に学校に適応できずに家庭で教育を受ける子供たちの保護者の反論は、さらに現実的だ。「本を買いに外に出ても学校の授業時間中という理由で補導されたら、子供は二重三重に傷つく」と訴える。しかし少数の声に過ぎない。
奈良県の隣りの大阪府が先月1日から実施しているいわゆる「門限条例」も「これが民主国家の条例か」と疑いたくなるほど極端だ。16才未満の青少年は午後7時以後、カラオケ・インターネットカフェ・ボーリング場など‘遊べる’所はすべて出入りできない。「子供は日が暮れたらすぐ家に帰りなさい」ということだ。門限条例も制定された時は民主主義の‘自由原則’をめぐり論争が起きたが、「それでも子供は・・・」という保護世論に押されてすぐに静かになった。
先日、記者が住む東京のマンションの掲示板に「不審者警戒」の張り紙が出た。「不審者」とは挙動が怪しい者を意味する。今、日本で地震よりも市民を震えさせているのが不審者だ。一戸建てを中心に形成されていた都市の地域共同体が、マンションと再開発ブームで砂粒のようにバラバラになり、「誰かが隣りで私を狙っているかもしれない」という恐怖が広がっている。よく利用する地元の銭湯でも大きな目玉の絵のポスターに「今、誰かがあなたを見ている」という言葉が書かれている。このポスターを見た客たちはすぐタオルで前を隠す‘本能的反射行動’を繰り返すが、もちろんそういう意味ではなく「不審者に気をつけろ」ということだ。
今、日本で不審者に狙われているのは、やはり力のない子供たちだ。先日、川崎市で小学3年生の男の子がマンションの15階から投げ落とされ殺害された凶悪犯罪も不審者の犯行だった。この不審者は失業者だが、妻子ある普通の家庭の大黒柱だった。それだけに日本の社会が受けた衝撃の強さは、これまでの不審者による子供の殺人事件よりもさらに大きいようだ。‘市民社会のテロリスト’という表現まで出たほどだ。
不審者による事件には共通点が1つある。被害者の子供がほとんど1人で行動していたということだ。1人で登下校する子供、1人で遊ぶ子供が常に不審者の標的になった。不審者はたいてい社会の負け組や弱者なので、女性や子供、特に1人でいる子供を主に狙う。日本社会が異例の条例を制定して子供の自由を縛るのは、低出産時代にますます増える‘1人ぼっちの子供’をこれから公権力を行使してでも保護するしかない、という切迫した現実認識から出たものだ。低出産に悩む韓国も参考にするべき日本の陰の部分だ。
東京=鮮于鉦（ソンウ・ジョン）特派員
朝鮮日報（２００６・４・５）
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1826326/detail?rd
ちょっとむかつく記事だが、本当なので仕方がない。マンションの子供の
母親は２０歩後ろにいたのだ。かわいそうに、、、。
韓国も犯罪者が多いらしいので、(特に性犯罪とスリ）お互いに気を
付けましょうってところかな。