中国の最近の汚染事故のまとめ(古い記事)
国家環境保護総局は6日、松花江の化学工場爆発による汚染事故が発生した2005年11月から2006年2月1日までの間、全国では環境汚染事故45件が発生したことを明らかにした。
このうち、広東省北江流域で発生したカドミウム汚染事件(2005年12月)、遼寧省渾河流域撫順市区間で発生したフェノール汚染事件(2005年12月下旬)、
広西チワン族自治区紅水河流域天峨区間の水質汚染事件、湖南省湘江流域の株洲区間と長沙区間のカドミウム汚染事件(2006年1月)、河南省キョウ義市第2発電所ディーゼル燃料漏れによる黄河汚染事故(2006年1月)、江西省カン江流域でのタンカー火災による汚染事故(2006年1月)が重大事故・事件とされている。事故が相次いでいることから国家環境保護総局は各地政府の監督部門に対して環境汚染事故発表体制、汚染事故の責任追及体制を整備するよう指示している。【経済日報 2006年02月07日】