中国が豪と核燃料の譲渡に関する協定を締結 | 日本のお姉さん

中国が豪と核燃料の譲渡に関する協定を締結

  中国の温家宝・首相とオーストラリアのハワード首相は3日、中豪両国による原子力の平和利用に関する協定といった一連の協定を締結した。新華社が伝えた。

  締結されたのは原子力の平和利用に関する協定の他、核原料の譲渡に関する協定、農業技術面での協力に関する計画書、経済面での協力関係及び対話メカニズム構築などに関する備忘録、青年科学者の交流計画書など。

  また両国の企業の代表者は、化学工業や天然ガス、石油、電力などのエネルギー分野におけるビジネス文書に調印している。(編集担当:田村まどか)2006/04/03

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2006&d=0403&f=business_0403_007.shtml

[シドニー]オーストラリアと中国は3日、豪州産ウランの中国向け輸出を開始するため、ウランの利用を平和目的に限定する2国間の保障措置協定に調印した。

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 キャンベラを訪れた温家宝・中国首相は記者会見で、「核拡散防止条約(NPT)の原則を遵守し、平和利用のための2国間協力を進めたい」と述べた。早ければ2010年にも中国向け輸出が本格的に始まる見通し。

 このほか、両国は自由貿易協定(FTA)締結に向けた交渉の促進、文化・芸能交流の強化などについても合意した。

2006年4月3日11時21分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060403i203.htm

【シドニー=高佐知宏】オーストラリア訪問中の中国の温家宝首相は3日、ハワード豪首相と首都キャンベラで会談し、豪州から中国へのウラン輸出などで合意した。世界的な需要増で豪州の増産余地は少なく、中国への輸出開始は2010年ごろになる見通し。両首相は2年以内に自由貿易協定(FTA)を締結する方針も確認した。

 温首相は会談後の記者会見で「豪州産ウランの用途は平和目的に限定する」と言明した。今後は豪州でのウラン鉱山開発に中国企業が参加できるようになる。ハワード首相は「輸出協定の締結に非常に満足している」と述べた。

 豪州は世界第2位のウラン供給国。日欧など18カ国・機関に輸出しており、台湾へも米国経由で供給している。マクファーレン産業・観光・資源相は「豪州内の生産設備増強が必要で、中国へのウラン輸出は早くても2010年になる」との見方を示し、中国側の早期供給開始の期待をけん制した。両首相は資源・エネルギー分野を軸とした両国の経済関係の強化でも合意。FTA交渉を加速し、2年以内の合意を目指すことで一致した。

http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20060403AT2M0300G03042006.html