中国ネチズンがインターネットで商売を始めそうな予感
日本には及ばないが中国でもEC(電子商取引)が急拡大
これまではインターネットの利用は情報提供が主体だったが、
最近になってEC(電子商取引)の市場規模が次第に拡大し、
05年以降の3年間では6倍に急拡大するとみられている。
10年前の先行的ネチズン(網民:ネットシチズンの略)が
すでに社会人となり、インターネットショッピングを買い物の
一手段としてライフスタイルに取り込んでいることからも
うかがえるとおりだ。
04年のECユーザー数は前年の約2倍となる563万人にまで増加し、
05年の取引高は45億元程度(約650億円)。
対象サービスも書籍などの低価格商品から旅行などへ拡大したため、
市場規模は急拡大すると予測される。ただし、日本の取引高(BtoC)は
04年度が2.9兆円、05年度が3兆円と推計されているので、
中国と日本のEC取引高はまだ相当の格差があるのも事実である。
ITデジタル製品が単価の高さで最も大きなシェアを占めている。
その次は伝統百貨の7.1%、家電と通信の6.7%。量からみると、
書籍と録音録画製品の量が最も多かった。
05年末からEC大手のEbayや淘宝網(アリババ)が、平面媒体、
テレビ、ラジオへ大量に広告を投入したことにより、EC市場はいっそう
加熱している。一方、大卒の若い人達は就職難の危機に面しており、
「どうせサラリーマンの仕事がないから、インターネットでアクセサリなど
小物の店舗を立ち上げよう」と考える人も表れるなど、EC市場の予備軍を
形成している。ネットショップの脱税や偽ブランド品の販売も深刻な課題と
なっているが、裾野の広がりからみても中国のEC市場は成長を続けると
予想される。(執筆者:野村綜研諮詢(上海)有限公司・唐栄)
(サーチナ・中国情報局) - 2月13日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060213-00000004-scn-int
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中国オークションサイトに関する情報
http://www.auction-rescue.com/
ebayのIDを米国でとっておくとそのまま中国で使えるらしい。
でも米国のPaypal((貝宝)は使えない。
2006年4月3日までは郵便局から「ぱるる」で400円で送金できる。
(それ以後は民営化により2500円に。)
興味のある方は、自己責任でどうぞ!