中国はネパール共産党・毛沢東主義派を打倒?
王の統治をめぐり争いが続いているネパールで、中国政府が、現政権に対して武器提供を行っているという。反政府組織である「ネパール共産党・毛沢東主義派」の打倒を目指しているとの指摘もある。2月1日付でボイス・オブ・アメリカ(VOA、中国語版)が伝えた。
VOAは現地メディアを引用し、中国の唐家セン・国務委員が16-18日にかけて、ネパールを訪問する予定だとしている。ギャネンドラ国王(写真)と会談し、事態の打開策を話し合うとみられている。
また、武器提供には、ネパールで活動するチベット独立運動派を封じ込める狙いがあるとの見方もある。ネパールは1年前に、活動拠点2カ所の閉鎖を決定、中国政府も歓迎の意向を示していた。(編集担当:菅原大輔・如月隼人)
(サーチナ・中国情報局) - 2月1日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060201-00000017-scn-int