グーグル、台湾独立、天安門事件を抜いて、中国語で検索サービス開始 | 日本のお姉さん

グーグル、台湾独立、天安門事件を抜いて、中国語で検索サービス開始

【ニューヨーク=大塚隆一】インターネット検索最大手のグーグル(本社・米カリフォルニア州)は24日、中国の国内に拠点を置く中国語の検索サービスを始めるため、当局の検閲に協力することを明らかにした。
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 グーグルは当初、検閲への加担をためらっていたが、ネット人口が1億人を超える大市場の魅力には抗しきれなかった。

 新サイトでは「台湾独立」「天安門事件」などの言葉は検索しても結果が示されないようにする。

 グーグルはこうした自主検閲について「検索結果の削除は我々の使命に反するが、何の情報も提供しない方がもっと使命に反する」とする声明を発表した。

 ただ、ヤフーなどが提供しているメールやブログのサービスは局の情報収集に使われる恐れがあるため、中国では当面行わない。また、サイト上では検閲が行われていることを明記するという。

 グーグルはこれまでも中国語の検索サービスを提供してきたが、米国内のサーバーを使っているため、検索に時間がかかるなどの問題が生じていた。

2006年1月25日18時29分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060125i111.htm