アメリカも日本と中国の関係がちょっと心配のようだ。 | 日本のお姉さん

アメリカも日本と中国の関係がちょっと心配のようだ。

中国を訪問しているゼーリック米国務副長官は24日、戴秉国(タイ・ピンクオ)外務次官との協議で日中間の「歴史問題」が議題となったことを明らかにした。米国内には、小泉首相の靖国神社参拝による中韓両国との関係悪化で、アジアでの日本の影響力が低下すれば、米国の国益を損なうのではないかとの懸念が広がりつつある。米国産牛肉の再禁輸措置や在日米軍再編などの要因も加わり、アジア外交の行き詰まりが日米関係に影を落とし始めた。  ゼーリック氏は同日の記者会見で「日中間には緊張があるが、経済をはじめ幅広い分野で両国は利害を共有している」と指摘し、日中間の関係改善に期待を込めた。  

これに先立ち同氏は23日の日本での会見で、日米中3カ国の歴史家による第2次大戦の歴史の検証も提唱した。歴史問題でこじれた日中間の緊張関係を米国の関与で緩和しようという提案だったが、中国外務省の孔泉(コン・チュワン)報道局長は24日の定例会見で「北東アジアの歴史には特殊性がある。この特殊性に直接関係があるのは中国、韓国、日本だ」と拒む考えを示した。 http://www.asahi.com/international/update/0125/001.html