最近のソマリアと中国
キンサシャ通信:
中国大使ギョオ・ショングリは、月曜日、ジョウハル(ソマリア)で、アブ
ドゥラヒ・ユセフ・アフメド大統領の多大な賛同を得て、ソマリアに対する
600万ドルの援助に中国政府としてサインした。
この同意により中国政府は、5千万元(およそ630万ドル)をソマリア
政府に貸付する。この貸付は、商品の備蓄や計画に使われる予定で、
両国の話し合いによって決められる。
「この調印で中国政府は、ソマリア臨時連合政府を支持し、友情と
協力の関係で、両国の経済と技術の発展を願う」とギュオ氏は述べた。
ユセフ大統領は、中国政府の援助を評価し、ソマリア国民に平安を呼び
かけ、14年の内戦後、国を再建することを訴えた。
ギュオ氏は、2006年中国で行われる「中国―アフリカ協力サミット」に、
中国のフ・ジンタオ国家主席がユセフ大統領を招く意向を伝えた。
ソマリアは、1991年、氏族に基盤をおく内戦のために、中央政府を奪
われ、モハメド・シアド・バレ大統領は追われ、混乱状態となった。
2004年、2年の和平交渉の後、国会とソマリア政府が出来た。
安全のためにこの体制は、一時的にケンヤから首都モガディッシオ
から北90kmのジョウハルに移された。
アリ・モハメド・ゲディ首相は、安全が確保されるなら、半年以内に
モガディッシオへ移ることを検討しているという。
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