ある女の子の靖国問題に関する意見が面白かった。 | 日本のお姉さん

ある女の子の靖国問題に関する意見が面白かった。

ある女の子の意見がかなり面白かった。

7月に書かれているのに良く未来を読んでいる。

この女の子はすごく面白い人のようだ。


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http://babys-breath.seesaa.net/article/5120560.html


靖国についてよく言われるのが「靖国問題が日中関係を険悪化させている」と言うものです。これについて、やや強引ですが視点を変えて考えてみたいと思います。

 総理が靖国に参拝するのを止めるなどしてこの問題を沈静化させたとします。その場合、日中関係が穏やかになるわけではなく、次にクローズアップされるのは台湾問題と常任理事国問題と尖閣諸島問題になるかと思います。

 台湾問題に関しては、日中間よりも米中間の方が強く影響しますので、日中の対立という観点ではあまり影響ないかと思われます。
 次に常任理事国問題。これに関しては、中国としては中国一国が突出して反対しているというような状況は望ましくはありません。G4案への反対派を増やす多数派工作、もしくはアフリカ案のような分断を狙ってくるでしょう。そのため、表面上は日中間に深刻な対立をもたらさないかと思われます。
 最後の尖閣諸島がネックとなるかと思います。この問題には膨大な海底資源が絡んでいるため国益に大きく直結します。中国は駆逐艦などの戦闘を行える船舶も派遣しているようですし、領土争い、資源争いが戦争にまで発展した例は少なくありません。もっとも、現在、日中両国とも武力行使を行うことは多大な不利益をこうむるため、戦争が起きることはまず無いのではないかと思います(自信ありませんが…)

 日中間における靖国はあくまで感情の問題です。感情のために戦争まで起こそうとはそうそう考え付かないでしょうし、両国とも不足し、渇望しているエネルギー資源問題よりは解決にともなう損失は小さいでしょう。決して靖国問題のおかげで尖閣諸島問題が解決するわけではありませんが、尖閣諸島が注目されるよりも靖国が注目されている間の方がまだ平和のような気がします。

 「靖国問題が日中関係を険悪化させている」という理由で靖国を解決しようとするならば、同時に他の案件も解決せねばなりません。
 中国はああ見えて切羽詰ってますから引くに引けないでしょう。交渉がこじれることは想像に難くなく、また、交渉途中には日本側から見て中国の理不尽な態度も目に付くでしょう。日本の対中感情が悪化している今、中国が柔軟な態度を取れるようにならない限り、日中友好を望むのは困難ではないかと思います。
 なんといいますか、靖国でわいわいやってるのが一番気楽な気がします。

 私の本心では、靖国についてはそっとしておいて欲しいと思うんですけどね。使者の方々には安らかに眠っていただきたいです。