毎日こんなふざけてる私だけど…

元高校球児の母です笑


もう…

これを書くのは…

本当に本当に…

なんだか
どうしようもない気持ちです



私は昔
自分の息子はプロ野球選手になるって
本気で思っていました


なんなら私が
息子をプロ野球選手にさせてみせる!
なんて思っていました


息子にしてみれば
かなりいい迷惑だったと思う


息子が9歳で野球を始めてから
私はたくさんのお金とエネルギーを
全力でそれに注いできた

毎日一緒にキャッチボールをし
ゴロやフライを取る練習

学校の長い休みや雨の日は
バッティングセンター通い

私の手に負えなくなってからは
元野球部の旦那が
息子の自主練相手に…


私は毎日息子の身体作りの為に
本やネットで調べた食事を作り


息子が中学生の時に所属していた
ボーイズリーグのチームでは

選手達と一緒にベンチに入って
スコアラーをやり

大会の時には
野球アナウンス(ウグイス嬢)
までやっていた


上げ出したらキリがないけど…


他にもありとあらゆる
色々な事をやってきた


全部息子の為だと思って頑張った


そして
イチローのお父さんの本を読んでは
ウチもこんな風にと思い

「熱闘甲子園」を観ては
ウチもこんな風にと思い涙し

ドラフト時の
「お母さんありがとう」を観ては
ウチもこんな風にと思い号泣していた


でも

息子が高校に入ってすぐ
肩の大怪我をして

野球部の寮も出る事になって

そこでやっと目が覚めた


この出来事があって

私は息子に
私の存在価値を
押し付けていた事に気がついた


私は
息子がプロ野球選手になって
周りから凄いって言われたり
注目されたりチヤホヤされたり
認められたかっただけだった…


もう本当に
とんでもないバカな母ちゃんで
息子に申し訳ない気持ちで
いっぱいだった



私は息子に謝って

「野球部も高校も辞めたって
   いいんだよ。もうこれからは
   自分の好きなように生きてくれ」

そう言った…


結局息子は肩の手術はせずに
野球部の選手達のサポートをしながら
リハビリを続け選手復帰を目指した


マネージャーにならないかと
監督に言われたけど

それを断り試合に出る事を目指して
リハビリを続けていた


でも結局息子は
1度もベンチ入りする事すら
できなかった…


そうして迎えた
最期の夏大前の引退試合

この引退試合は
夏の大会で背番号をもらえなかった
3年生の為に組まれた試合

その試合で
息子が楽しそうに
バッターボックスに立ち

たくさんの仲間達に
応援してもらい
嬉しそうに笑っている姿を見て


私は込み上げてくる涙を
止める事が出来なかった


これまでの私は
自分の息子が野球で活躍する事が
なにより嬉しかった


それが私の生き甲斐で
幸せだと思っていた


でも私はもう
息子が笑って笑顔でいてくれるだけで
充分だと思った





息子が野球を引退してから
もうすぐ3年…

私は新しい生き甲斐も無く
自分が何をしたいのかも
さっぱり分からず迷走中です…😂



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