ネット生活を始めて三年とちょっと。

以前、ここにも書いたけど他にもサイトを持ってる。そこが先日、開設三周年を迎えた。

おかげ様で14万HIT突破し、常連さん達からお祝いの言葉も沢山頂戴し、管理人冥利に尽きてはいるんですが・・・

実は・・・私、『此処』に、逃げてきたんです。

そのBBSに書く言葉が・・・『私の言葉』じゃなくなってきたから。

三月のある日を境に、日記が更新できなくなった・・・それが始まりでした。


その日・・・去年の夏まで参加していたある二十代後半の青年から私書箱にメールが入りました。
関西地方に住んでいて、去年の春に京都で開かれたオフ会で会っていたので面識もある子です。
内容は・・・『僕が何をしたのか教えてください』
サイト内で仲良くなった参加者に事あるごとに(その本人だけが楽しい事を)一斉送信(深夜、明け方などに)という方法でメールを送っていた事で問題になり、終いには『インターネットを使って僕を集団リンチしているんですか?』・・・皆、その子から逃げていきました。
私自身も差障りの無い言葉で『皆、貴方の事を心配して言ってくれてるんだよ?』と言いましたが、残念ながら、その言葉は伝わりませんでした。

誰にだって不安定な時はあるから・・・そう思って黙って見守っていくうちに話はだんだん大きくなり・・・彼はネットの世界から消えていました。
メールアドレスも変更され・・・その子は、私達を拒絶しました。
そうなると怖いもので・・・私の耳に入ってくるのは、その子の悪口ばかり。
顔の見えない世界って、本当に怖いと思いました。
その子自身の行動にも社会人として問題があったので、私は次第に関わらないようになりました・・・。

そのサイトは、老若男女関係なく話題を楽しむのがコンセプトで掲示板はまるでラジオにハガキを出し、それに対して管理人(私)が一人一人にコメントしていくというような形をとっています。

あまりにも過激な内容をコメントされる方、参加者に迷惑をかける方(露骨なナンパ・窃盗問題を起こした方)、いかにも私が発言しているかのような表現で『ママンもこう言っていたから』等の発言で私に責任転嫁された方には入室を遠慮してくださいと通知し、参加者の個人情報は管理人、副管理人(彼)で、大切に管理して安心して遊んでもらえるサイト作りを心がけてきました。

その子からのメールは、私にとって一つの波紋でした。

私の言葉を素直に聞いてもらえるだろうか・・・。

その前に、nyao(そこでは別のHNですが)というキャラクターが私の知らないところで一人歩きをはじめ参加者の中で特別な存在になってる・・・それが、とても怖くなったんです。

私の言葉を素直に聞いてもらえるだろうか・・・そう考える事自体が自分に驕りを持ってしまっているんじゃないかって。
だから・・・その子には、まだ何も返事をしていません。

他にも、私が遊びに行くサイト、書き込みをした場所に執拗にまで追いかけてきてその内容に意見してくる子・・・ググってまで探し出してこられた時には言葉が出ませんでした。
今、付き合っている彼との事も、彼を知ろうとはせず私の言葉も聞かず先入観だけで愚弄され・・・疲れていたところで、今回の件・・・。


私にとって、ネット生活は『楽しみ』のひとつ。

楽しみで苦しんじゃ駄目だし、楽しみなのに書きたい事も書けないなんて・・・。

で・・・私は、此処に辿り着きました。


ここでなら・・・恋をしている私もトラウマに悩む私も素直になれそうな気がしたから。