「春節でコンドームが爆発的な売れ行き、出稼ぎ労働者が帰省前にまとめ買い―広東省広州市」
2011年2月1日、広東省広州市では3日の春節(旧正月)を控え、コンドームの売り上げが急増している。
同市は製造業の工場の密集地帯。地方出身の出稼ぎ労働者が年に1度の帰省を前にまとめ買いしていくのだという。広州のニュースサイト・金羊網が伝えた。
出稼ぎ労働者が多く住む広州市天河区の石碑村では、アダルトグッズの専門店が年に1度のかきいれ時を迎えている。
そのうちの1軒を営むオーナーの李(リー)さんによれば、毎年この時期は出稼ぎ労働者が帰省前に1箱、2箱とまとめ買いしていくため、売り上げが急増する。
中国では内陸部などの貧しい地域から広州などの沿海部に出稼ぎに出る人が多い。
妻を田舎に残す人もいれば、夫婦がそれぞれ別の場所で働く場合もある。
いずれにしろ、春節休みの7日間は夫婦が年に1度、ともに夜を過ごせる貴重なひと時なのだ。
このほか、ホワイトカラーの若者の間では、お歳暮代わりにコンドームを贈り合うことが流行っている。
これに目を付けたスーパーや商店などでは「1箱買ったらおまけにもう1箱」など、コンドームの年末大売り出しが行われているという。
中国ニュース通信社
翻訳・編集/NN
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