にゃんぞうの司法試験&公認会計士試験日誌

にゃんぞうの司法試験&公認会計士試験日誌

司法修習生のにゃんぞうが,公認会計士のダブルライセンスを目指すブログ。弁護士事務所への就職活動も頑張るブログ。司法試験・公務員の受験勉強についても少しだけ語るブログ。
平成27年度司法試験合格,平成27年度国家総合職試験合格

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前回は,「肢別本」と「過去問」どっち?というテーマでした。
今回は,「過去問」を使って,3カ月で110点から140点まであげたにゃんぞうの,具体的勉強方法について。
予め断っておくと,勉強方法には人によって合う合わないがあるので,あくまで一人の合格者としての意見。
自分は以下のように過去問を勉強しました。



1 数時間で全問解く(1週目)
目的:自分が①「分からない問題」②「Aだと思っていたのにBが答えだった問題」を把握する点にあります。これをするかしないかで後々の勉強効率が大きく変わってくるように感じます。

どの科目もだいたい5,6時間あれば,解くことができます。(憲法なんかは3,4時間で終わります。)
白い紙に,各選択肢毎に正誤を記載していきます。
「ア,イ,ウ,エ」などで回答していくと,後々どの選択肢が分からなかったか分からなくなり勉強に差支えるので,必ず選択肢毎に「〇」「×」「?」つけていきましょう。
わからなければ速攻「?」マーク書いて次に進みます。
答え,解説なんか見ずにどんどん進めるのが大事。
全部解き終わったら,速攻丸つけ。解説は読まない。
私は,正解・不正解に関わらず①の選択肢には黄色い付箋を貼り,②の選択肢には赤い付箋を貼りました。(要は,①,②,正解した選択,が区別できれば何でも良い。付箋を貼ると外から見やすい。)
これで1周目おわり。
重要なのは,ここで正解した選択肢は次も正解する可能性がかなり高いので,次の勉強からは排除する

2 ①②の解説を読む(2周目)
正解した選択肢には目もくれず,とにかく①②のみ問題文と解説を読みます。
マーキングしたり,択一六法に書きこだりします。私は択一六法の該当箇所にとにかくマーキングしてました。さっさと終わらせることが大事。
これも,①②の個数にもよりますが,1科目2,3日もあれば余裕で終わるでしょう。

3 ①②の問題を解く(3週目)
正解した選択肢には目もくれず,とにかく①②の問題のみを解きます。
解説を読んだばかりなので,割と簡単に解くことができるはずです。
1周するにしても,大して時間はかからないでしょう。
この時点で,③「一度間違えたが,次から絶対間違えない」と思った選択肢には,黄・赤の付箋を外し,青い付箋を貼りました。(これも③が区別できば何でも良い)

ちなみに,付箋(極めて小さいやつ)を張っとくと,外形的に①②③を検索しやすいので,便利です。(貼るのがすこしめんどくさいけど)

4 ①②の問題を解く(4週目以降)
とにかく,①,②の選択肢が③にかわるまで,「3」を繰り返します。
出来ない問題が減る為,1周のスピードが増し,どんどんまわせるようになります。
①②が無くなった時点で,理論上は過去問が100%正解できるということになります。(現実では,そんなわけない)


つかれたので次回に続きます。