譲りうける日までに
子猫のごはん、トイレ、ベッド、おもちゃ、キャリーバッグなどを準備!
とっても楽しみにして譲り主のお宅へお迎えに行きました。
私より少し年下の女性が出迎えてくれます。
「ちょっと臆病な子で隠れちゃってるんです」
…おや?
その子のお母さん猫や、アメショ風のサバトラちゃんは
普通に顔を見せてくれたけれど
白黒子猫は、隠れてしまって姿が見えませんでした。
連れて帰れるのかな?!
隠れていたのはベッドの下。
掃除機をかけて、ベッドの下から追い出して捕まえる作戦を決行
ブイィ〜〜ン
その途端、ベッド下からすごい勢いで飛び出てきた!!!
捕まえる間もなく、テレビ台の裏へ直行
あっという間のできごとを呆然と眺めてしまいました
ベッドよりテレビ台裏の方が姿が見えました。
本物は小さくてとってもかわいい
白黒子猫は、移動したものの怯えすぎてそれ以上は動けず、
テレビ台裏は手が伸びる位置だったため
結局あっさりと捕まったのでした。
怯えきって固まっていたけれど
とっても可愛い!
いそいそと連れて帰って、自宅でキャリーバッグをオープン!
ピョーーン!!ダッシュ!!!
はい、また逃げられました…
しかし一応そんなことも考えて
部屋を決めて、扉も閉めてあったので
逃げる場所は限られていました。
彼(オスでした)は
本棚の片隅で本と棚の間に挟まれていました
近づく…と、また逃げる!!!
それを何回か繰り返すうち、彼が見つけたのは
ロフトへのはしご…
ダダダダダ!!!
すごい勢いで登ってしまいました。
…今日はもう触らせてくれないだろうな
寂しかったけれど、追い回すのはやめて
そっとしておくことにしました。
その日の夜は
彼の夜鳴きが家中に響いていました…
お母さんやきょうだい達と離れて寂しいんだろうなぁ…
そう思うといたたまれなくて、
大事にしてあげようと心に誓いました。