前回のあらすじ。

 

療育手帳の長男と二人でUSJのスーパーニンテンドーワールドへ。

 

 

スーパーニンテンドーワールド奥にあるドンキーコングカントリーは、ドンキーコングのクレイジートロッコの待ち列で、平日にもかかわらず大混雑だった。

 

その列はドンキーコングカントリー内にとどまらず、ニンテンドーワールドのまあまあ手前(ピーチ城階段)まで伸びている。

 

並ぶなど不可能、私だけならともかく、自閉症でちょろちょろしがちな長男にはトロッコの前にクレイジーだ。

 

そこで、ゲストサポートパスを活用することにした。

 

ゲストサポートパスとは、障害者手帳などを所持していると、待ち時間を待ち列ではなく他の場所で過ごした後、アトラクションに戻って乗ることができるサービスである。

 

ディズニーで言うディスアビリティアクセスサービス、レゴランドで言うアシスト・アクセス・パスであるが、これらは児童発達支援や放デイの受給者証でも取得できるが、USJの場合は障害者手帳等が必要となるので、対象かどうかはウェブサイトなどで確認してほしい。

 

 

さて、ゲストサポートパスの取得だが、パーク内と各アトラクションのエントランスで発行してもらうことができる。

 

ただ、ハリーポッターエリアのハリーポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニーとフライト・オブ・ザ・ヒッポグリフはゲストサポートパスの対象外なので、発行してもらうことができない。


※2025年10月現在、ハリーポッターエリアのアトラクションもゲストサポートパスの対象となり、発行と使用が可能になったことをコメントにて教えていただいた。


どちらも楽しいアトラクションなので、是非挑戦してほしい。

 

大混雑のドンキーコングカントリーをずんずん進み、クレイジートロッコ入口にいる、タブレットを持っているクルーに声をかけ、発行してもらうのだが、私以外にも発行待ちの人がいて、30分ほど待たなければならなかった。

 

先の4月にディズニーランドに行ったとき、美女と野獣のアトラクションでもディスアビリティアクセスサービスの登録をしてもらったのだが、その時も登録の待ち時間が長かったので、それらを踏まえると、人気のアトラクションで初回の手続きをするよりは、空いているアトラクションで初回手続きをしてから人気アトラクションに行く方が、時間が短縮できそうだ。

 

 

10時頃ゲストサポートパスの発行が無事に完了し、クレイジートロッコの待ち時間(その間、アトラクションに乗ることはできない)で昼食を摂る計画だったので、ピノキオカフェに向かう。

 

ピノキオカフェは、USJの中でも大人気のレストランで、その時間には入店のために予約が必要となっていた。

 

予習していたので、もちろん想定内である。

 

45分後の予約が取れたので、それまでハテナブロックを叩いたり、ドッスン・フリップパネルのキーチャレンジをしたりして過ごし、定刻にキノピオカフェに戻った。

キノピオカフェは長男が行きたがっていたので、無事に入店出来てほっとする、私。

 

注文まで10分ほど、注文から料理が来るまで10分ほどかかり、思ったより早く食事することができた。

 

注文したのは、長男がマリオ・バーガー~ベーコン&チーズ~(2,500円)、私がハンバーガー・キッズセット(1,800円)。

 

通常メニューは結構ボリュームがあり、大人でもキッズメニューを注文できるので、別の食べ歩きメニューも食べたい! という場合はキッズメニューを選ぶのもひとつの方法として提案したい。

 

 

食事が済んだのが12時前で、クレイジートロッコの時間までまだ時間があったため、スロットマシンやボムへい・バラバラパズルのキーチャレンジをして過ごした。

 

キーチャレンジについては、屋外のパックンフラワー・アラームパニックやクリボー・クルクルクランク、ノコノコ・POWブロックパンチよりも、屋内のドッスン・フリップパネルやボムへい・バラバラパズルの方が空いている印象だった。

 

これからの季節は涼むこともできるので、パワーアップバンドを買ってこれらに行くのが快適に過ごす方法だと考える。

 

(今回、キーチャレンジに成功したのはバラバラパズルだけで、キーが集まらなかったので、クッパJr.ファイナルバトルに行くことができなかった、それでもパワーアップバンドアクティビティで待ち時間を楽しめたので、パワーアップバンドは購入してよかったと思っている。)

 

 

ゲストサポートパスの利用時間になったので、いよいよドンキーコングのクレイジートロッコへ向かった。

 

相変わらず長い待ち列だが、パスを見せると、すぐにクルーが案内してくれ、Qラインを通らずにすぐに乗り場に行くことができた。

 

トロッコに乗るまでにあまりにも早すぎて、心の準備もままならなかったが、とても楽しいジェットコースターだった。

 

長男も絶叫いける人なので、楽しんでいたと思う。

 

 

その後、スロットマシンバレルで遊び、ランビのジャングル・コンガが空いていたので太鼓をたたき、ドンキーコングカントリーを満喫して後にした。


長男は私のプランに振り回されてだいぶうんざりしている様子はあったが、それでもキノピオに会えたりキノピオカフェに行けたりと、ニンテンドーワールドを楽しんで様子だった。

 

 

12時半頃にはニンテンドーワールドを出て、長男はすでに帰りたそうにしていたが、私のわがままでジュラシック・パーク・ザ・ライドに乗ってもらった。

 

30分待ちだったが、ゲストサポートパスを利用し、自販機で買ったジュースをベンチで飲みながら過ごし、ジュラシック・パーク・ザ・ライドに乗った後は、アミティ・ビレッジでサメを見ながら31アイスクリーム(長男はダブルで550円、私はシングルで400円)を食べた。

 

その後、よやくのりでフライング・スヌーピーとモッピーのバルーン・トリップに乗った。

 

よやくのりに関しては、USJのアプリから誰でも取得することができるので、是非使ってほしい。

 

私の記憶が正しければ、よやくのりができるワンダーランドのアトラクションは、ゲストサポートパスが使えないので、その点注意が必要となる。

 

 

14時半頃、長男がだいぶ疲れている様子だったので、しぶしぶUSJを後にした。

 

今回は長男とふたりだったこともあり、計画的に、フットワーク軽めで動くことができたので滞在時間が短めの割には楽しめたと感じる。

 

私が勉強したユーチューバーの方も「朝イチの動きが大事」とよく話しているが、やはり朝どう動くかで時間の割り当てが変わる、ということを実感した。

 

そして、USJのアトラクション、特にクレイジートロッコは休止になりやすく、実はこの時も一時休止となった時もあった。

 

我が家の場合、長男が自閉症で、彼の感覚的にどこで何が嫌になるか読めない部分もある、そういった内外的な要因で計画が崩れても、「まあいっか」とゆったりした心構えも備えておく必要があると感じる。

 

最後、上画像のように、長男は終始キノピオファッションで過ごしたのだが、よくクルーに「キノピオ!」と声をかけてもらえたので、好きなキャラクターにコスプレしていくと、その世界の住民の気持ちで過ごせて楽しそうだということがわかった。